BEST OF THE SUPER Jr. XX
- 日時
- 2013年5月24日(金) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 1,650人
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第6試合 30分1本勝負
「BEST OF THE SUPER Jr.XX」Aブロック公式戦-
バレッタ
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リコシェ
レフェリー|マーティー浅見 -
MATCH REPORT
背中合わせでバレッタを飛び越えたリコシェが、倒立を見せる。そして、その体勢からヘッドシザースホイップを繰り出してバレッタを場外へ追いやり、倒立式トペフェイント。さらに、高速の3連続バク転を披露し、大コールを浴びた。
リングに戻ったバレッタは、逆水平チョップで逆襲。しかし、リコシェも逆水平チョップをやり返し、背中へのサッカーボールキック、ボディへのトーキック連射、変型アルゼンチンバックブリーカーで追い討ち。そのままバレッタの頭部をコーナーに何度も叩きつけた。
続いてリコシェはロープへ走るが、バレッタがパサーダの要領で持ち上げ、パワーボムホイップで逆襲。さらに、カウンターバックエルボー、ジャンピングニードロップ、ボディシザース、スリーパーホールド、カウンタードロップキックに繋げる。
劣勢となったリコシェは、エプロンからリング内へ飛び込む。しかし、バレッタが受け止め、そのままノーザンライトスープレックスホールドを敢行。
バレッタの攻撃は続き、串刺しジャンピングニーアタック2連発。だが、リコシェが追走式串刺しドロップキックで逆転し、スワンダイブ式アックスボンバー。これでバレッタを場外へ落とし、ノータッチトルニージョをさく裂させる。
リングへ戻ったリコシェは、追走式ネックブリーカー、その場飛びシューティングスタープレスで追撃。しかし、次の串刺し攻撃をバレッタが迎撃し、コーナーを駆け上がってスイングDDTを見舞う。
続いてバレッタはランニングニーアタックを繰り出すが、リコシェがかわして延髄斬りで逆襲。さらに、変型バックドロップホールドで追撃するものの、コーナー最上段から敢行したフェニックススプラッシュはかわされてしまう。
ここでバレッタがランニングニーアタックからフォールに行くが、キックアウトしたリコシェがスイングDDTを回避し、スクールボーイ。さらに、背後からリバースフランケンシュタイナーで叩きつける。
そして最後は、空中で2回転して決めるダブルローテーションムーンサルトプレスで勝利を収めた。
COMMENT
——最後、ダブルローテーションムーンサルトが出ましたが。
リコシェ「そうですね、ダブルローテーションムーンサルトは、自分の持っている最大の武器だ。この技がある限り、俺はどんなヤツが相手でもかまわない。俺がこの技を使うことによって、大きな1勝をあがることができる。これからも勝利を得るために、大事に使っていきたい」
——今日初めてリコシェ選手を見たファンも多かったと思いますが、ファンを一瞬にして虜にしたと思うが?
リコシェ「俺の試合を初めて見てくれる新日本のファンが多いということで、実際に試合してみて、本当にビックリしました。新日本のファンというのは、目が肥えているファンが多いということを知っているので、そのファンが受け入れてくれたことは、大きな喜びだし、財産になった」
バレッタ「ヘイ。話していいのかい? 『BEST OF THE SUPER Jr.』……この歴史ある大会のことは、オレが10歳の頃からよく知ってるし、ビデオで何度も観てきたよ。世界の強豪、グレイトなアスリートが揃っている素晴らしいリーグ戦だ。そして、コウラクエンホールで試合ができてハッピー。今日は、リコシェのダブル・ローテーションムーンサルトプレスで、腹を痛めつけられてしまった。でも、今日はまだファーストデイ。始まったばかりさ。明日からの闘いでまた、盛り返していくよ!」