レスリングどんたく 2013
- 日時
- 2013年5月3日(金) 16:00開場 17:00開始
- 会場
- 福岡・福岡国際センター
- 観衆
- 6,800人(超満員)
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第3試合 60分1本勝負
IWGPタッグ選手権試合4WAYマッチ※その他にランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.(王者組)、矢野通&飯塚高史(挑戦者組)と対戦。4チーム同時に対戦。1チームが勝利の時点で試合終了の特別ルール。レフェリー|タイガー服部
MATCH REPORT
その後、矢野組、中西組、天山組の順で入場。そして、王者組のアーチャー&スミスが現れた直後、飯塚がテレビ実況席の野上慎平アナウンサーを襲撃。それを中西が救出に入り、大混乱の中で試合が始まる。
アーチャーとスミスが天山を捕まえると、中西とストロングマンもリングイン。アーチャーを場外へ蹴散らし、それぞれプランチャを食らわせた。
場外乱闘のあと、飯塚が天山と小島をパイプイスで殴打。だが、天山と小島が巻き返し、矢野と飯塚を鉢合わせにする。次に小島が、矢野と飯塚に逆水平チョップを乱射。さらに、串刺しジャンピングエルボー、「いっちゃうぞバカヤロー!」からのダイビングエルボードロップで飯塚に追撃すると、天山は矢野にカーフブランディングを見舞った。
天山組の攻勢は続き、スミスを合体攻撃の餌食にする。ところが、スミスが天山のダイビングヘッドバットをかわし、形勢逆転。アーチャーとスミスが、キラーボムで天山と小島を相次いで叩きつけた。
ここで中西組がリングへ入り、アーチャー組に串刺しラリアットをお見舞い。さらに、中西がスミス、ストロングマンがアーチャーをアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ、乱入した矢野と飯塚に投げつける。そして、ダブル野人ダンスラリアットを放ち、4人を一斉になぎ倒した。
その後、ストロングマンがゴリラプレスからアーチャーをフォールするが、飯塚がカット。その飯塚がアイアン・フィンガー・フロム・ヘルを装備するも、タイガー服部レフェリーが厳しくチェックする。
ところが、矢野が中西とストロングマンの背後に回り、同時に急所攻撃。そして、ストロングマンをスクールボーイで丸め込むが、天山たちがカットした。
アーチャー対小島となり、アーチャーが滞空式ブレーンバスターで叩きつけ、スミスとキラーボムの体勢に入る。しかし、天山がカットに入り、ラリアットでアーチャーを場外に叩き出す。そして、小島と共にテンコジカッターをスミスにお見舞い。
その直後、ストロングマンが、両腕ラリアットで天山と小島を蹴散らす。さらにストロングマンは、小島をアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げるが、飯塚が地獄突きで妨害。
これで自由になった小島が、飯塚にラリアットをお見舞い。続いて天山が、ニールキックで矢野を排除する。そして、小島がストロングマンをラリアットで吹き飛ばし、3カウントを奪った。
見事、王座を奪還した天山と小島は、ファンの大声援を受ける。すると小島が、「俺たちが世界で一番しつこいタッグチーム、天山・小島、略してテンコジだ!!」とマイクで吼えた。
COMMENT
小島「ありがとうございました」
※笑顔で握手
天山「あの最後の一発、目の前で決めたけど、あんなの見たことないって! コジ、やってくれましたよ。今日なんか、4チームもいる中で、ぐちゃぐちゃになったけど、いいところでコジがバッチリ決めてくれた。いつもの試合以上にうれしいすね!」
小島「なぜ、なぜ、俺たちが20年以上もテンコジでいられるか? 教えてやろう。いいか? そんな理由なんて、なんもねーんだ! 夢なんて何一つねーんだ。テンコジとして生きていること、それがすべてだ! おう、中西&ストロングマンは今日で脱落か? あとの2チーム、どうせ直接負けてないとか言うんなら、いいぜ。かかってこいよ! 俺たちが20オーバーのアルティメットタッグチーム、テンコジだ! 覚えておけ!」
天山「まだテンコジやってんの? と、そう言うヤツもいるだろうけど、俺ら関係ないって。新日本プロレスのリングで何十年もやってきた。このベルトは、俺たちの所有物。なんだかんだ言って、最後はテンコジなんや!」
小島「いいか? テンコジがマンネリ? 違うね。俺たちは進化した、究極のマンネリなんだ!」