INVASION ATTACK
- 日時
- 2013年4月7日(日) 15:00開場 16:00開始
- 会場
- 東京・両国国技館
- 観衆
- 8,200人
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第1試合 60分1本勝負
IWGPジュニアタッグ選手権試合- (第34代王者組)
- (挑戦者組)
※王者組が3度目の防衛に成功。レフェリー|佐藤健太
MATCH REPORT
デヴィットと田口が奇襲を仕掛けてKUSHIDAとシェリーを場外へ落とし、いきなり空中殺法を狙う。しかし、KUSHIDAたちが素早くリングへ戻り、KUSHIDAがトペコンヒーロでデヴィットたちを押し潰した。
これで試合開始のゴングが鳴り、シェリーが田口にフライングボディアタック。そして、KUSHIDAとのダブルのアームホイップ、ダブルチョップでデヴィットを蹴散らした。
その後も田口はローンバトルを強いられ、シェリーがトップロープを悪用したスタナーで追い討ち。しかし田口は、続いて放たれたトップロープ越しのボディプレスをブロックし、ようやく脱出に成功。
タッチを受けたデヴィットは、トップロープ越しのフットスタンプでシェリーを悶絶させ、サーフボードストレッチ、アームロックで追撃。さらに田口が、シェリーをコーナーで逆さづりにし、串刺しドロップキックを見舞う。
しかしシェリーは、デヴィットを踏み台にして田口にDDTを食らわせ、ようやくKUSHIDAとスイッチ。そのKUSHIDAは、スワンダイブチョップ、ハンドスプリングエルボー、トップロープを支点にしたバク転キック、延髄斬り、スワンダイブミサイルキック、その場飛びムーンサルトプレスでデヴィットに追撃。
だが、デヴィットがオーバーヘッドキックで逆転し、替わった田口がKUSHIDAにDDT、シェリーにリバースDDTを同時発射。そして、KUSHIDAにスリーアミーゴに仕掛け、3回目のブレーンバスターを阻止されると、低空ドロップキックに繋ぐ。
しかし、シェリーが乱入してKUSHIDAに加勢。マンハッタンドロップから田口の首を掴んで上体を起こし、KUSHIDAが側転からの低空ドロップキックを食らわせる。そして、ムーンサルトプレスからフォールに行くが、デヴィットがダイビングフットスタンプでカット。
そのデヴィットをシェリーがトペスイシーダで分断すると、田口がKUSHIDAにどどんを仕掛ける。だが、KUSHIDAが脱出し、シェリーが踏み台攻撃をお見舞い。さらに、KUSHIDAの串刺しジャンピングニーアタック&シェリーの延髄斬りを同時発射して追い討ちをかけ、I-94を狙う。だが、回避した田口が、ショートレンジラリアットで逆襲。
その後、KUSHIDAと田口が前方回転エビ固めを仕掛け合い、田口が延髄斬りをヒットさせる。しかし、KUSHIDAがロープの反動を利用したジャパニーズレッグロールクラッチホールドで丸め込み、一気に3カウントを奪った。
試合後、田口が握手を求めたものの、デヴィットが拒否して突き飛ばす。それを見たKUSHIDAとシェリーが止めに入ると、デヴィットはようやく田口と握手。ところが、直後に背後からラリアットを食らわせた。
すると、突如としてキング・ファレが現われ、KUSHIDAとシェリーを背後からの両腕ラリアットで蹴散らす。そして、セコンドについていたキャプテンにもラリアットを見舞い、バックフリップで叩きつけた。
さらにデヴィットが、キャプテンにダイビングフットスタンプを食らわせると、場内が大ブーイングに包まれる。しかし、お構いなしのデヴィットは、キャプテンのマスクを剥ぎ取り、Apollo55の終焉を宣言。そして、自分のバウンサー(用心棒)として、ファレを“ジ・アンダ−ボス”バッドラック・ファレと紹介。
ファレに肩車されたデヴィットは、キャプテンから奪ったマスクを被り、IWGP Jr.ヘビーベルトを掲げる。しかし、場内はさらに大きなブーイングに包まれた。
COMMENT
シェリー「デヴィットとは4年前、闘い始めて、これまで数々の試合をやってきた。でも、Apollo55とタイトルマッチをするのはこれで最後かもしれないね。一昨日、デヴィットのブラディサンデーにやられたが、今日はこのとおりKUSHIDAとのコンビで勝つことができた。今度は、SUPER Jr.が始まる。ここでいい成績を残したいと思う」
KUSHIDA「いま、何時ですか? 5時半? 俺たちは、この時間の針で生きている。だから、この時間が止まらない限り、俺たちは生きている。ニコ動、PPV、USTREAM、いまこの瞬間も挑戦者が名乗りを上げているかもしれない。エニータイム、OKです!」
※田口が倒れ込んだところに、デヴィットが帰ってきて、田口を追い払うようにファレに指示。
※ファレも無言で控室へ