ますます遺恨が深まる真壁と高橋（裕）が、6人タッグマッチで激突。3月23日後楽園ホールでは、試合後に高橋が真壁をいたぶり、それを本間朋晃が救出するというまさかの事件が勃発。4月7日両国で、真壁＆本間vs田中将斗＆高橋というカードが組まれた。
　
　中邑組、真壁組の順で入場し、真壁が高橋に突っかける。しかし、高橋が場外へ逃げ出し、中邑と石井が真壁を捕獲。そのまま試合がスタートした。
　その後、後藤が両腕ラリアットで中邑と石井をなぎ倒し、トンガとのダブルショルダータックルへ繋ぐ。そこからトンガが、前後の連続リープフロッグで中邑を翻ろうし、空手チョップを食らわせた。
　しかし中邑は、フェイント式ニールキックで逆襲。トンガをコーナーへ追い込むと、膝蹴り連射、バイブレーション式踏みつけ攻撃で追い討ちをかける。対するトンガは、次の串刺し攻撃を回避するが、中邑はカウンターキチンシンクで巻き返した。
　トンガ対高橋となり、トンガがドロップキックで高橋をなぎ倒し、真壁とスイッチ。しかし、高橋は場外に逃げて闘おうとせず、エプロンからのショルダータックル、トップロープを悪用した首折り攻撃で奇襲。
　しかし真壁は、ショルダータックル、ボディスラムで反撃。そこからロープへ走るが、控えの石井が背中を蹴って妨害。すかさず高橋がラリアットで逆転し、場外で鉄柵攻撃を見舞う。
　これで中邑組が真壁を捕獲し、高橋がカウンターバックエルボー、石井がブレーンバスター、中邑がバイブレーション式踏みつけ攻撃、ジャンピングニードロップ、高橋が串刺しフロントハイキックなどで追撃。長時間の劣勢を強いられた真壁は、カウンターラリアットで高橋を吹き飛ばし、ようやく後藤とタッチした。
　後藤対石井の場面。激しいエルボー合戦から、後藤が追走式ラリアット、串刺しニールキック、バックドロップ。だが、石井がパワースラムで巻き返し、エルボー＆逆水平チョップ連射で追撃。その後、ラリアットが2度相打ちとなり、後藤が串刺しラリアットをヒットさせる。そして、コーナー最上段へのぼるも、高橋が脚を掴んで妨害し、石井が雪崩式ブレーンバスターで逆襲した。
　トンガ対中邑の場面。トンガが、ボディプロー連射、ドロップキックで先制し、コーナー最上段へ飛び乗ってトルニージョを繰り出す。すると、中邑がトンガを突き飛ばし、控えの石井がカウンターエルボーを突き刺す。そして中邑が、スリーパーホールドからリバースパワースラムで叩きつける。
　続いて中邑はボマイェを狙うが、真壁が飛び込んでカウンターラリアットで迎撃。そのまま高橋と番外戦を繰り広げる。一方、トンガは串刺しジャンピングボディアタックで中邑に追撃し、後藤が串刺しラリアット、真壁がパワースラムでアシスト。さらにトンガが、トンガンツイストを見舞う。
　その直後、トンガは再び串刺しジャンピングボディアタックを繰り出すが、中邑がかわしてコーナーへ激突させ、石井がラリアットで追い討ち。さらに、石井がブレーンバスターの体勢でトンガの両脚をトップロープへかけ、中邑がボディへランニングニーアタックを発射。その反動を利用し、石井がブレーンバスターを敢行する。
　そして、石井がトンガを押さえつけ、中邑がボマイェでとどめを刺した。
　
　試合後、高橋がマイクアピールを敢行。「オイ、真壁!! おとといの後楽園ホールに来たに本間は、今日は助けに来ねぇのか、オイ!! それとも、本間は○○のパートナーで、テメーの部屋のベッドの上しか来ねぇのか、オイ!! 今晩、○○の○、キレイに洗っとけよ！ これマジ！」と、下ネタ全開で真壁を挑発した。