NEW JAPAN ROAD

日時: 2013年3月25日(月) 17:00開場　18:00開始
会場: 愛知・名古屋国際会議場・イベントホール
観衆: 1,700人（満員）

第3試合 20分1本勝負

高橋広夢
田口隆祐

境界線

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　4月7日両国国技館で行なわれるIWGP Jr.タッグ選手権試合の前哨戦。
　
　天山と中西の先発で試合開始。両者がショルダータックル合戦、チョップ合戦を繰り広げ、天山がモンゴリアンチョップ連射、カウンターニールキックで優勢となった。
　小島対ライガーの場面。ライガーが、スライディングキック、串刺し掌底で先制。続いてブレーンバスターを仕掛けるも、小島が反対に投げ捨てた。
　田口対KUSHIDAの場面。KUSHIDAがジャンピングニールキックで田口をダウンさせ、腰をグラインドさせて挑発。
　高橋（広）対タイガーの場面。高橋とKUSHIDAがダブルドロップキックでタイガーを場外に落とし、高橋がエプロンからのミサイルキックで追撃。だが、リングに戻ったタイガーが、強烈なバックドロップで逆転。さらに、ローリングソバット、ハイキックで高橋を沈黙させた。
　高橋対ライガーとなり、ライガーが風車式バックブリーカー、ロメロスペシャル。さらに、中西がダイビングブレーンチョップ、逆水平チョップ、田口が低空ドロップキックで追い討ちをかける。
　苦しくなった高橋は、ライガーとタイガーを衝突させ、2人にドロップキックを浴びせて逆転に成功。ようやく自軍コーナーへ生還した。
　小島対中西の場面。小島が、逆水平チョップ乱射、串刺しジャンピングエルボー、「いっちゃうぞバカヤロー！」からのダイビングエルボードロップとラッシュ。対する中西は、ハンマースルーを切り返し、のど輪ラリアットで逆襲。さらに、野人ダンスラリアットからアルゼンチンバックブリーカーを極め、カットに入った天山に、小島を投げつけた。
　すると小島は、中西のラリアットを腕へのラリアットで迎撃し、コジコジカッターで巻き返す。ここでライガーが小島に掌底を食らわせるが、天山がモンゴリアンチョップで報復。その天山をタイガーがモンゴリアンチョップからのドロップキックで排除するも、KUSHIDAの延髄斬りを受けて沈黙。
　高橋対田口の場面。高橋が、ヘッドシザースホイップ、ランニングエルボー、ミサイルキックと畳み掛け、フィッシャーマンズスープレックスホールドを決めるが、カウントは2。
　続いて高橋は、もう1度フィッシャーマンズスープレックスを狙うが、脱出した田口がカニばさみからラ・マヒストラル。これを高橋に返されると、低空ドロップキック、前落としに繋げる。
　さらに田口はどどんを仕掛けるが、高橋が前方回転エビ固めに切り返す。だが、田口が延髄斬りで流れを引き戻し、今度こそどどんで勝負を決めた。

COMMENT

田口「Jr.タッグの挑戦が、両国でようやく決まったんで。デヴィちゃん（プリンス・デヴィット）が、Twitterのコメントなんかで、色々お騒がせしてますけど、パートナーの僕が言いますけど、なんの心配もないです！彼なりの自己主張でしょう。パートナー、Apollo55、盤石ですから。盤石のコンビネーションで、タイトルマッチ臨みますんで。Apollo55最強説、証明するためにも、両国、しっかり試合します」

※中西、ライガー、タイガーはノーコメント

小島「ロブ・コンウェイ戦が決まって、初めての試合だったんで、非常にコンディションも今いいし。モチベーションも高くなってるし、いい感じで、自分自身、両国を迎えると思っています。あまりにも体調が優れていて、正直、自分でもコントロール効かないぐらい、調子がいいと思ってるんで、このまま両国まで、突っ走りたいと思います。ありがとうございました」

KUSHIDA「田口隆祐、確かに高い壁だと思いますよ。シングルマッチ決まって、タッグだけじゃなくて、ここで田口隆祐倒せれば、グググとね、その後行われる、デヴィットと、（アレックス・）シェリーとのタイトルマッチにも、距離が近づくと思うんでね。いつまでも、1回見た光景よりも、僕たちタイムスプリッターズが、新しい景色を見せつけます！」

高橋「もう少しで『（BEST OF THE）Super Jr.』。俺はなんとしてでも、実力で、自分の実力で絶対出てやる！田口さん、ライガーさん、タイガーさん、KUSHIDAさん、みんな俺が倒してやる！」

※天山はノーコメント