NEW JAPAN CUP 2013

日時: 2013年3月23日(土) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 2,015人（超満員札止め）

第1試合 20分1本勝負

境界線

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　今シリーズ中、タッグを組む機会の多かった永田と中西が、敵味方に分かれて対決。
　
　マシンとライガーの先発で試合開始。マシンが腕を取ると、ライガーは脚を取って対抗。しかし、ライガーが切り返して弓矢固めを極めた。
　BUSHI対タイガーの場面。BUSHIがドロップキックでタイガーを場外に落とし、トペフェイントを披露。そして、「ビバ後楽園！」と叫んで大歓声を浴びた。
　永田対中西の場面。永田のミドルキックに対して中西が逆水平チョップで対抗するが、永田が打ち勝つ。そして、マシンとタッチすると、セントーンを呼び込んだ。
　マシン対ライガーの場面。ライガーがマシンを場外に投げ捨て、スライディングキックをお見舞い。ここからマシンは、ライガーとタイガーのダブルレッグスプリット、中西のチンロック、ライガーとタイガーのダブルドロップキックなどで攻め立てられる。
　しかしマシンは、ライガーとタイガーのトレイン攻撃を回避し、魔神風車固めの形でタイガーを投げ捨てる。これで永田対中西となり、永田がエクスプロイダーからブレーンバスターの体勢に入る。だが、中西が反対に持ち上げてブレーンバスタースラムで叩きつけた。
　中西の攻撃は続き、ジャンピングニードロップ、野人ダンスラリアット。すると永田は、カウンターフロントハイキック、延髄斬りで巻き返し、バックドロップを狙う。しかし、ライガーがカットした。
　BUSHI対中西の場面。BUSHIがミサイルキックで中西を吹き飛ばし、ラリアットをかわしてスクールボーイ。これを返されると、エルボー連打で追撃するが、中西が野人ハンマーで逆襲。
　ライガーがプランチャで永田を分断する中、中西はBUSHIにアルゼンチンバックブリーカーを極める。だが、BUSHIがもがいて脱出し、着地と同時にスクールボーイで丸め込む。
　これを中西が返すと、BUSHIは張り手からコーナー最上段へのぼり、フライングボディアタックを敢行。ところが、中西が受け止め、そのままアルゼンチンバックブリーカーでギブアップを奪った。

COMMENT

タイガー「とにかく！どんな試合をやろうと、俺とライガーさんは、タッグのベルトを狙う！早く挑戦権を回してこい！それだけ」

中西「ライガーさん、タイガー、二人が控えてくれてたんで、思いっきりファイト出来ました。先輩が力強く、サポートしてくれたのが、なによりも自分の力を出せるっていう、1つの要因なんで、これからも思いっきりやっていきます。仲間を信じて」

ライガー「ありがとう！（と言って、中西と握手）」
　

マシン「くやしい……。くやしいって思いをひさびさに感じたよ。次は勝つよ!!」　
永田「いや〜、日本一痛い逆水平チョップが9割がた帰ってきたって感じだな。あとの1割をどれぐらい待てば10割になるのか？　それは本人次第。やっぱ俺が目の前に立つと、あの男は必要以上に熱くなるから。組んでみて、後押しして、対峙して思い切りぶっ叩く。これほど俺のレスラー人生の中で、やりがいのある相手はいないよ。組んだら思い切り俺が背中を押す。ダメだったら、思い切り張り飛ばす。以上!!（敬礼ポーズ）」
※ BUSHIはノーコメント