NEW JAPAN CUP 2013

日時: 2013年3月11日(月) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 1,950人（超満員）

第6試合無制限1本勝負
『NEW JAPAN CUP 2013』1回戦

境界線

※高橋裕二郎選手が2回戦に進出。

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　2月10日広島の決着戦を終えたにもかかわらず、ますます遺恨が深まる真壁と高橋（裕）が『NJC』1回戦で激突。
　
　試合開始前、高橋がマイクアピールを敢行。「“雑草魂”真壁刀義!? 雑草ってのはよ、若いころの苦労話をして、ファンに同情されるヤツのことを言うんだよな？カッコ悪いな、オイ!? そんな雑草はよ、俺のジャーマンでぶっこ抜いてやるぜ！あとそれよと！後楽園ホールのオネーチャンたち？俺に同情するなら、○○せてくれ！これマジ！」と、言いたい放題に真壁を挑発した。

　そして、あとから入場した真壁がリングに入った直後、高橋が奇襲を仕掛けて試合開始。フロントハイキック、ショルダータックルを浴びせるが、真壁がショルダータックルで逆襲。
　場外戦となり、真壁が鉄柵攻撃をお見舞い。しかし、高橋が鉄柵攻撃をお返しし、エプロンに立った真壁をフロントハイキックで再び場外に落とす。そして、トペスイシーダをさく裂させた。
　真壁がリングに戻ると、高橋が“エロ”ネックブリーカー、串刺しフロントハイキック、フィッシャーマンバスターなどで一方的に試合を進める。しかし、真壁がパンチで逆襲に転じ、パワースラムで追撃。
　続いて真壁は、串刺しラリアット2連発、頭部へのパンチ連射、カウンターラリアットで追い討ち。だが、高橋がカウンターフロントスープレックスで巻き返し、フロントハイキック、ラリアット、インカレスラム、雪崩式フロントスープレックスと畳み掛ける。
　次に高橋は、ぶっこ抜きジャーマンを狙うが、脱出した真壁が左ラリアットで逆転し、カウンターラリアットでなぎ倒す。ところが、高橋がハンマースルーを切り返し、真壁と激突したマーティー浅見レフェリーが場外でダウンしてしまう。
　それでも真壁は、キングコングデスバレーボムで追撃し、ハイアングルパワーボムからフォールするが、カウントは数えられず。
　場内が騒然とする中、高橋が真壁のチェーンを奪って腕に巻き、ラリアットを狙う。だが、真壁が反対にラリアットでなぎ倒し、自らの腕にチェーンを巻く。
　ところが、高橋がラリアットをかわし、急所攻撃で逆襲。さらに、今度こそチェーンラリアットをヒットさせると、浅見レフェリーを強引にリングへ上げる。そして、ぶっこ抜きジャーマンで勝利を強奪した。