旗揚げ記念シリーズ
- 日時
- 2013年3月9日(土) 12:00開場 13:00開始
- 会場
- 埼玉・所沢市民体育館
- 観衆
- 1,000人
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第2試合 20分1本勝負
レフェリー|佐藤健太
MATCH REPORT
KUSHIDA組の入場を鉄腕アトムが出迎え、KUSHIDAは前回に引き続き“アトムマスク”を被ってリングインした。
先発はデヴィットとシェリー。腕の取り合いで互角の勝負を展開した両者は、握手して同時に交替。
タイガー対高橋(広)の場面。高橋がランニングエルボーでタイガーを倒すも、タイガーがカウンターローリングソバットで逆襲。そして、重たいミドルキックを打ち込むと、フロントネックチャンスリー、サッカーボールキック、キャメルクラッチで追撃した。
ここからデヴィット組が高橋を捕まえ、集中攻撃を開始。田口が腕固め、デヴィットが強烈な逆水平チョップ、低空串刺しドロップキックで追い討ちをかける。
しかし、高橋がドロップキックでデヴィットに逆襲し、スイッチしたKUSHIDAがハンドスプリングエルボー、その場飛びムーンサルトプレスで続く。
それでもデヴィットは、ブラディサンデーを仕掛けるが、シェリーがトラースキックでカット。そして、シェリーがマンハッタンドロップからデヴィットの上体を起こし、KUSHIDAが前転から低空ドロップキックを見舞う。
さらにKUSHIDAとシェリーは、ダブル串刺しバックエルボーから踏み台攻撃を狙う。ところが、それより早くデヴィットが動き、KUSHIDAを踏み台にしてシェリーにドロップキック。そして、シェリー、KUSHIDAの順にラリアットを食らわせた。
タイガー対KUSHIDAの場面。タイガーが、コーナー最上段からフライングボディアタック。さらに、乱入したシェリーを足払いで倒すと、タイガードライバーでKUSHIDAに追い討ちをかける。だが、KUSHIDAは延髄斬りで逆襲。
田口対高橋の場面。高橋が、ヘッドシザースホイップ、ランニングエルボー、ミサイルキックとラッシュ。ここからKUSHIDA組のトレイン攻撃となり、高橋の串刺しジャンピングエルボー、シェリーの串刺しタックル、KUSHIDAの串刺しジャンピングエルボーが連続でさく裂。そして、高橋がフィッシャーマンズスープレックスホールドで3カウントを迫る。
対する田口は、串刺し攻撃をかわして突破口を開き、串刺しジャンピングニーアタックで逆転。これでデヴィット組のトレイン攻撃となり、田口が串刺しバックエルボー、タイガーがハイキック、デヴィットが串刺しドロップキック。そして、田口が前落としからフォールに行くも、KUSHIDAがカット。
すると、田口がどどんを仕掛けるが、高橋が前方回転エビ固めに切り返す。しかし、跳ね返した田口が、カウンター延髄斬りで巻き返し、今度こそどどんで勝負を決めた。
試合後、KUSHIDA&シェリーとデヴィット&田口が激しく睨み合った。
COMMENT
高橋「ホント、口だけだよ。『やり返す、絶対勝ってやる!』って言い続けて、もう3年以上経っちまってるんだ。口だけだよ。俺なんて。でもな、口だけでも、いつか絶対、獲ってやるって気持ちは、誰よりもあるんだよ。俺は諦めないで、言い続けるぞ。『(BEST OF THE)Super Jr.』になんとしてでも出て、今日の借りを返してやるよ」
KUSHIDA「俺とアレックス・シェリーは確かに見えている。プリンス・デヴィットの背中が」
シェリー「今日の闘いでもわかったように、デヴィットとは、同じ経験値、同じ技能レベルで、同じ年齢のライバルだ。オマエに挑戦して、俺が次のIWGP Jr.ヘビーのチャンピンだ。オマエがこのIWGP Jr.タッグベルトが欲しいように、俺もIWGP Jr.ヘビーのベルトが欲しい」
KUSHIDA「僕たちは証明していくぞ。(※手首の時計を指差して)この時間で動いていることを。そしてこの時間は決して終わらないことを」
※デヴィット、田口、タイガーはノーコメント