旗揚げ記念シリーズ

日時: 2013年3月5日(火) 17:30開場　18:30開始
会場: 長野・長野運動公園総合体育館
観衆: 1,350人

第2試合 20分1本勝負

高橋広夢
獣神サンダー・ライガー

田口隆祐
アレックス・シェリー

プリンス・デヴィット
KUSHIDA

境界線

10分21秒　オートマティックミッドナイト→片エビ固め

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　IWGP Jr.タッグ王座をめぐり、様々な思惑が交錯する6人タッグマッチ。
　
　KUSHIDA対田口の場面。田口がリープフロッグからドロップキックをお見舞い。しかし、シェリーが救援に入り、田口を蹴散らした。
　ライガー対高橋（広）の場面。ライガーがショルダースルーで高橋を場外に落とし、スライディングキックを発射。しかし、高橋がかわしてエプロンへ飛び乗り、ミサイルキックを食らわせた。
　これをきっかけにデヴィット組がライガーを捕まえ、クイックタッチを駆使した腕への集中攻撃で攻め込む。しかしライガーは、風車式バックブリーカーで田口を叩きつけ、脱出に成功。
　スイッチしたKUSHIDAは、トップロープを支点にしたバク転キック、スワンダイブチョップ、アームホイップ、ハンドスプリングエルボーで田口に追い討ち。それを見たデヴィットがリングに飛び込むも、KUSHIDAとシェリーが得意の連携攻撃で排除。
　さらに、KUSHIDAとシェリーはトレイン攻撃を仕掛けるが、田口が脱出し、KUSHIDAにDDT、シェリーにリバースDDTを同時発射。ようやく自軍コーナーへ戻った。
　シェリー対高橋の場面。高橋が、ヘッドシザースホイップ、ランニングエルボー、ミサイルキック。そして、田口がKUSHIDAを低空ドロップキックで転ばせ、デヴィットが顔面に低空ドロップキックを浴びせる。
　そして、デヴィット組がトレイン攻撃でシェリーに追撃し、高橋がフィッシャーマンズスープレックスホールドを決める。しかし、カウントは2。
　すると、ライガーが高橋に串刺し掌底を見舞い、シェリーのダイビングボディプレス＆KUSHIDAのその場飛びムーンサルトプレスという合体攻撃がさく裂。さらに、シェリーがトラースキックを浴びせ、オートマティックミッドナイトで勝利した。
　
　試合後、KUSHIDA＆シェリーとデヴィット＆田口が、激しく睨み合った。

COMMENT

KUSHIDA「いよいよシリーズで、すべてApollo55と当たるっていうことで、今日のところは、すでにこの世界が（※手首に描いた腕時計を指して）この時計で、動いていることを、証明できたかなと」
シェリー「デヴィット、タグチ、オマエたちはこのタイトルに挑戦するかもしれないが、俺は絶対に勝ちたい。そして俺はIWGP Jr.ヘビーに挑戦したい。俺にとって初めてのIWGP Jr.のタイトルが欲しい。デヴィット、俺はオマエと闘いたい。いいか？」

KUSHIDA「Apollo55、そしてプリンス・デヴィットの独走は許さないぞ」
※ライガーはノ—コメント
　
高橋「もう1回出てぇ、もう1回出てぇよ！『（BEST OF THE）Super Jr.』、絶対『Super Jr.』で返してやるから！『Super Jr.』、もちろんデヴィットさんも敵だよ」
デヴィット「タカハシ、オマエが『BEST OF THE SUPER Jr.』に出場することを望んでいるよ。プリンス・デヴィットは、タイムスプリッターズからIWGP Jr.タッグのベルトを獲りたいし、パートナーの田口と一緒にK・E・Sの持っているベルトも獲りたい。棚橋の持っているベルトにも挑戦したい。『BEST OF THE SUPER Jr.』、『G1 CLIMAX』に出て、優勝したい。メキシコ、ヨーロッパ、アメリカに行ってベルトを獲って来たい。（※田口と握手して）このパートナーと共に、それができると思う」
田口「誰が1番強いのか？どのチームが1番強いのか？ベルトを持ってる者が、今は1番強いというだけ」