旗揚げ記念シリーズ
- 日時
- 2013年3月4日(月) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 新潟・燕市民体育館
- 観衆
- 1,650人(超満員札止め)
MATCH REPORT
試合開始前、尾崎仁彦リングアナウンサーに「地元・新潟が生んだ英雄」とコールさせた高橋が、マイクアピールを開始。「オイ! オマエら新潟県民はよ、頭がいいヤツばっかだからよ、この地元の英雄の俺と、このクソゴリラ真壁、どっちを応援すればいいかわかってるよな! オマエらがアホみてぇに応援してる新潟のクソよえぇサッカーチーム、アルビレックス(新潟)!? 俺はよ、あんな弱くないけどよ、この俺を応援するのが、新潟県民の義務だ! なあ、このクソヤローどもがよ!! ・・・これマジ!」とまくしたて、ブーイングを浴びた。
そこから真壁と高橋の先発で試合開始となり、高橋が顔面攻撃で先制。しかし、真壁がパンチを受け止め、反対にパンチ連射で巻き返す。すると、高橋が串刺し攻撃をかわしてフロントハイキックを浴びせるが、真壁はすぐにカウンターボディスラム、ショルダータックルで対抗した。
棚橋対矢野の場面。ヘアー攻撃を受けた棚橋が、カウンターバックエルボー、フライングボディアタックで報復。さらに、後藤とのダブルショルダータックルに繋げる。しかし、替わった飯塚が、顔面攻撃とチョーク攻撃で後藤の動きを鈍らせる。
それでも後藤は、ショルダータック、串刺しニールキック、バックドロップで反撃。そこからコーナー最上段にのぼるが、矢野が脚を掴み、飯塚がデッドリードライブで逆襲。場外戦に持ち込み、後藤に大ダメージを負わせる。
後藤がリングに戻ると、矢野が木づちで殴り、クッションを外して金具をむき出しにしたコーナーへ叩きつける。そして矢野は、救援に入った棚橋と真壁も、コーナーの金具へ激突させた。
その後も後藤の劣勢が続き、飯塚がタッチロープを悪用したチョーク攻撃、高橋が“エロ”ネックブリーカー、串刺しフロントハイキック、インカレスラムで追い討ち。しかし後藤は、ローリングラリアットで高橋を吹き飛ばし、ようやく自軍コーナーへ帰還。
スイッチした真壁は、串刺しラリアット2連発、頭部へのパンチ連射、ノーザンライトスープレックスホールドで高橋に追撃。しかし、高橋がカウンターフロントスープレックスで流れを変え、ラリアット、フィッシャーマンバスターでお返し。すると、真壁が右ラリアットを繰り出し、かわされた直後に左ラリアットをヒットさせた。
棚橋対矢野の場面。棚橋が、エルボー&太陽ブロー連射、フライングフォーアームで押し込み、乱入した飯塚をドロップキックで蹴散らす。そして、ドラゴンスクリュー、ダイビングサンセットフリップ、エルボー&太陽ブロー&エルボースマッシュで矢野に追い討ち。
すると、矢野が棚橋の後ろ髪を掴んで引き倒し、場外に向かってスローイング。それでも棚橋はトップロープを支点にした逆上がりで復活するが、矢野が突き飛ばし、飯塚が場外からイス攻撃。
ここで矢野組のトレイン攻撃となり、高橋が串刺しフロントハイキック、矢野が串刺しバックエルボー、飯塚がマンハッタンドロップ。さらに、高橋がラリアットでなぎ倒し、飯塚がペディグリーからフォール。しかし、真壁のカットが間に合う。
すると、飯塚がアイアン・フィンガー・フロム・ヘルを装備するが、棚橋が地獄突きをかわし、直後に後藤がラリアットをお見舞い。さらに真壁が、両腕ラリアットで矢野と高橋を吹き飛ばす。このチャンスに、棚橋がスリングブレイドで飯塚をダウンさせ、ハイフライフローで勝負を決めた。
試合後、一旦はリングを降りた棚橋が、ファンのコールを受けてUターン。「新日本プロレスが! 新潟に! 帰って来たぜーー!!」と、マイクで絶叫する。そして、「2013年の新日本プロレスは、全力で! 全力で!! 全力で!! プロレスを盛り上げて行きますんで、今年もよろしくお願いします!」と、ファンに挨拶した。
すると、「ギター」コールが起こり、棚橋がエアギターを開始。いつものように3回の演奏を終えると、ボーナスで4回目の演奏も行なった。
続いて棚橋は、「じゃあまたね、最高の新日本プロレスで皆さんをお待ちしております」と、改めてファンに挨拶。最後は「新潟の皆さーん! 愛してまーす!」の叫びで大会を締めた。
COMMENT
真壁「今日、見たろ? ちっちゃいガキども(のファン)が来ただろ? この俺様たちのプロレスを、ヤツら観に来んだよ。最後によ、俺たちの本物のプロレス観て、あのガキたちもよ、将来、俺様みてぇなプロレスラーになりてぇって、思うヤツがいるだろ。そん時はよ、この俺様、鬼コーチになってるかもしれねぇけどよ、テメーら、新日本の門を叩いて来い! プロレスって競技はよ、受けて受けて受けて受けて受けて! 最後に勝つのがプロレスラーだからよ! オマエら楽しかったろ? スゴかったろ? それが俺たち新日本プロレス、真壁刀義様だよ」
棚橋「こうやって盛り上がってる、新日本プロレスの会場で、2013年も引き続き、狂い咲いていくのが、俺の使命。まだまだ終わんねぇから。新潟、長野、これから続いていくシリーズで、どの会場も、クソ盛り上げて、みんなで、新日本プロレスでがんばっていきます!」
※矢野、飯塚、高橋はノーコメント