旗揚げ記念日
- 日時
- 2013年3月3日(日) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 2,015人(超満員札止め)
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第6試合 60分1本勝負
IWGPインターコンチネンタル選手権試合- (第4代王者)
- (挑戦者)
※中邑が6度目の防衛に成功。レフェリー|マーティー浅見→レッドシューズ海野
MATCH REPORT
序盤、両者がもつれて青コーナー付近へ行き、中邑が全身を脱力してブレイク。怒ったアーチャーがキックを放つが、中邑が受け止めて軸足を蹴る。そして、コーナー最上段にのぼるものの、アーチャーがフロントハイキックで場外に叩き落とした。
鉄柵攻撃で追撃したアーチャーは、エプロン上のギロチンドロップで追撃。さらに、踏みつけ攻撃、ハイアングルアバランシュホールド、スリーパーホールド、ギロチンドロップなどで畳み掛ける。
しかし中邑は、ギロチンドロップをかわして流れを変え、寝た状態からアーチャーの頭部にキックを入れる。そして、頭部をエプロンから外へ出すと、ランニングニーアタック、エプロンからのジャンピングニードロップで追撃。
中邑の攻勢は続き、膝蹴り連射、バイブレーション式踏みつけ攻撃。そして、アーチャーをコーナー最上段に固定してランニングニーアタックを見舞うと、頭部へ膝蹴りを叩き込む。
劣勢のアーチャーだったが、リバースパワースラムを回避し、ラリアットで逆転。さらに、変型ブレーンバスタースラムで中邑を投げ捨て、コーナー2段目からダイビングボディプレスを見舞う。
しかし中邑は、ハンマースルーを切り返し、膝蹴りで反撃。さらに、フェイント式ニールキック、ジャンピングカラテキックで追い討ちをかけると、スリーパーホールドを極める。ところが、アーチャーがそのまま強引に中邑を担ぎ、F5で逆転。ところが、この技にマーティー浅見レフェリーが巻き込まれ、ダークデイズからのフォールをカウントできず。
すると、どさくさにまぎれてスミスが乱入し、アーチャーとキラーボムを敢行。そしてスミスが、浅見レフェリーを強引にリングへ押し込む。しかし、大ダメージの浅見レフェリーはまったく動くことができず、急遽、レッドシューズ海野レフェリーが交代。
ここでアーチャーは、ブラックアウトの体勢に入るが、蘇生した中邑が膝蹴りで脱出。さらに、バッククラッカー、後頭部へのボマイェに繋げる。しかし、アーチャーがカウンターフロントハイキックで巻き返し、ムーンサルトプレスで逆転に成功。
中邑が辛うじてフォールを返すと、アーチャーはチョークスラムを狙う。だが、中邑がジャンプして頭部に膝蹴りを食らわせ、即座にボマイェで決着をつけた。
試合後、マイクを掴んだ中邑が「イヤァオ!! イヤァオ!! イヤァオ!!」と3連発。さらに、「オイオイ、ランス、スミス、鈴木軍? テメーら、まとめて! イヤァオだ!!」と咆哮した。
COMMENT
——NEW JAPAN CUPについては?
中邑「一回戦、もう決まってるの? 決まってないの? 誰でもいいぜ? IWGPチャンピオンは…出ねーんだろ? こちとら、歴史もない、なんのしばりもない。ハッキリ言って、俺が決めれる。出るぜ、NEW JAPAN CUP。シッカリとエントリーしますよ。そこで、どんな結果になろうが、優勝しようが? 刺激になると思ってるんでね。以上、イヤァオ!」
アーチャー「アーッ!フ○ック!! なんてこった! この試合は俺が勝っていた。俺がチャンピオンになるべきだった! 俺はこのタッグベルトも持っている。そしてインターコンチネンタルのチャンピオンとしてベルトを持っているはずだった。鈴木軍イチバン! CHAOS、オマエは死ね! 俺達は決してタッグチャンピオンとして止まらない! どけ!」