前日の広島大会でシングル対戦した真壁と高橋（裕）が、6人タッグマッチで再戦。
　
　試合開始前、高橋がマイクアピールを敢行。「オイ、真壁！ 聞いてるか、コノヤロー、オイ！ テメーはよ、たしか雑草って呼ばれてるらしいな、オイ！ てことはよ、いままで、色んなヤツに何回も負けて、這い上がってきたわけだ、な？ そんなヤローがよ、昨日の広島で俺に1回勝ったぐれぇで満足してんじゃねぇぞ、コノヤロー、オイ！ この借りは必ず返してやる！ これマジ！」と、真壁を挑発した。
　
　そして、真壁と高橋がやり合い、乱闘で試合がスタート。そこから真壁が、ショルダータックルで高橋をなぎ倒した。
　永田対矢野の場面。永田が矢野の腕を取って攻め込み、背中にサッカーボールキック。すると、矢野が顔面攻撃で自軍コーナーへ連れ込み、飯塚とタッチ。しかし、永田と中西がダブルショルダータックルで場外へ蹴散らした。
　それでも飯塚は顔面攻撃で反撃に出るが、中西が頭部をコーナーに叩きつけ、逆水平チョップ連射。さらに、串刺しラリアットからアルゼンチンバックブリーカーを狙うが、飯塚が回避してマンハッタンドロップ。しかし中西は、野人ハンマーで飯塚を倒し、ラリアット、プランチャで追い討ちした。
　続いて中西はロープへ走るが、矢野が場外からイス攻撃で妨害。これを合図に激しい場外乱闘となり、飯塚のイス攻撃で中西が失速してしまう。
　中西がリングに戻ると、高橋が“エロ”ネックブリーカーで追撃。さらに、矢野が金具をむき出しにしたコーナーへ叩きつけ、飯塚がタッチロープを使ったチョークで続く。そして飯塚は、カットに入ろうとした永田の首も絞め上げる。
　苦しい展開の続いた中西は、のど輪ラリアットで飯塚に逆襲。さらに、合体ブレーンバスターを仕掛けた矢野と飯塚を反対に投げ捨て、ようやく永田とタッチ。その永田は、矢野にローキック連射、フェイント式低空ドロップキック、ミドルキック3連射、串刺しフロントハイキック、エクスプロイダーと一気にラッシュ。そして、顔面攻撃を受けても、すぐにカウンターキチンシンクで巻き返した。
　真壁対矢野の場面。真壁が頭部へのパンチ連射で矢野をコーナーに追い込み、串刺しラリアットを狙う。ところが、高橋が乱入してラリアットをお見舞い。これで試合権利を得た高橋は、カウンターフロントスープレックスで真壁に追撃。
　だが、真壁はハンマースルーを切り返して流れを引き戻し、串刺しラリアット2連発、頭部へのパンチ連射、ノーザンライトスープレックスホールド。その後、両者のラリアットが2度相打ちになり、3発目のラリアットで真壁が高橋を倒す。
　続いて真壁は右ラリアットを放ち、かわされた直後に左ラリアットを発射。ところが、これも高橋がかわし、背後から急所攻撃。それをチェックしたマーティー浅見レフェリーを突き飛ばし、反則負けとなった。
　
　試合後、高橋が真壁のチェーンを奪って腕に巻きつけ、ラリアットでKOした。

※真壁組、矢野組ともにノーコメント