THE NEW BEGINNING
- 日時
- 2013年2月10日(日) 14:00開場 15:00開始
- 会場
- 広島・広島サンプラザホール
- 観衆
- 4,780人(超満員札止め)
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第7試合 30分1本勝負
スペシャルシングルマッチ-
中邑 真輔
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真霜 拳號
レフェリー|レッドシューズ海野 -
MATCH REPORT
序盤、中邑が全身を脱力させてロープブレイク。そこから両者がフロントハイキックを打ち合う。さらに中邑が、真霜の首に脚をかけてバク転で回り、ボディに膝蹴りを浴びせる。そして、ローキックを放つも、真霜が受け止めて反対にローキックを発射。だが、中邑が素早くかわした。
その後、中邑が膝蹴り連射で真霜をコーナーに追い詰め、バイブレーション式踏みつけ攻撃。さらに、カウンターキチンシンクで真霜の動きを止め、コーナー最上段に固定。ガラ空きのボディにランニングニーアタックを食らわせた。
続いて中邑は、真霜の頭部をエプロンから外に出し、ランニングニーアタックをお見舞い。そして、後頭部にジャンピングニードロップを落とす。
リングへ戻り、中邑がスタンディングとグラウンドで膝蹴り連射。すると、真霜は合気道の投げ技で中邑を倒し、背中にローキックを見舞う。そして、腕を極めたままトーキックを浴びせ、アームロック、脇固め。
続いて真霜は、腕ひしぎ逆十字固めを狙い、中邑が逃げると、指を掴んで動きを封じる。しかし、中邑がハンマースルーを切り返して膝蹴りを叩き込み、フェイント式ニールキックをヒットさせる。
ここでエルボー合戦になり、中邑がエルボー&ボディブロー&膝蹴りの3段攻撃。しかし真霜は、フロントハイキック、カウンターキチンシンク、サッカーボールキックで逆襲。
続いて真霜は、ショルダーアームブリーカーを繰り出すが、中邑がカウンタージャンピングカラテキックで反撃。さらに、バッククラッカー、リバースパワースラムに繋ぐ。
次に中邑は、ボマイェを発射するも、真霜がカウンタージャンピングハイキックで迎撃。そして、ハイキックで追撃すると、無道でギブアップを迫る。これを中邑が逃れると、真霜はバックドロップで追撃。さらに、パンチをかわし、変型大外刈りで叩きつける。
劣勢の中邑だったが、ブレーンバスターから脱出し、カウンターパンチをお見舞い。そして、ハイキック、ジャンピングボマイェに繋ぎ、最後はボマイェで勝利した。
試合後、鈴木軍のTAKA、アーチャー、スミスが登場。TAKAが「見事なボマイェでしたねぇ〜。鈴木軍とCHAOSの闘い、まだまだ終わらねぇよ。鈴木軍にはな、まだまだ強いヤツがいるんだよ。ランス・アーチャー、デイビーボーイ・スミスJr.、キラー・エリート・スクワド、K、E、S!」とマイクアピール。
これを受けてアーチャーが、「シンスケ! オマエのタイトルが欲しい」と宣戦布告。そしてTAKAが、「チャンピオン、ご指名ですよ。次はこのランス・アーチャーが、その白いベルトをいただきに参りますので。アナタのボマイェがコイツに通用するかな!?」などとさらに挑発した。
すると、中邑が「テメーはいい感じで刺激になりそうだ」と、事実上の挑戦受託。そして、そのよろこびを表現するかのごとく「イヤァオ!!」と絶叫し、アーチャーと激しく睨み合った。
COMMENT
中邑「どうだろうねぇ? やりたいことは、やれたか真霜?言いたいことは、言えたか?全部吐けたか? 修行が足りんな。片眉そって、身延山行って、修行してこい」
——試合後にランス・アーチャー選手からの対戦表明がありましたが、どんな想いで受け止めましたか?
中邑「このインターコンチネンタル、外国人レスラーにとって、この上ないprizeだ。アイツはよく価値がわかってる。いいぜ? タッグのタイトルも持ってんだろ? 欲張りか。いいんじゃねぇの、アーチャー。今日の真霜じゃ、物足りねぇと思ってたところだ。くるなら、きなさい!」
真霜「やるじゃねぇか? 中邑、真輔……。だがよ、それがどうした? 一回の負けで終わる俺じゃねーぞ? 鈴木軍はよ、一回の負けじゃ終わらねーんだよ! CHAOS、鈴木軍、中邑真輔、真霜拳號、まだ続くぜ! 中邑真輔! おまえの弱点、見つけちまったからよ! ハハハ」
TAKA「オイ、聞いたか? チャンピオンがOKしたよな? 鈴木軍、2つ目のベルトいただきだよ」
ランス「シンスケ、覚悟しておけ! 俺はおまえからベルトを奪う。それどころか、おまえのすべてを奪ってやるからな? なぜなら俺たちはスズキグン、俺たちこそがイチバンなんだ!」