THE NEW BEGINNING
- 日時
- 2013年2月10日(日) 14:00開場 15:00開始
- 会場
- 広島・広島サンプラザホール
- 観衆
- 4,780人(超満員札止め)
-
第3試合 60分1本勝負
IWGPジュニアヘビー級選手権試合- (第66代王者)
- (チャレンジャー)
レフェリー|マーティー浅見
MATCH REPORT
クリーンなスタートのあと、田口がドロップキックでデヴィットを場外に落とす。しかし、デヴィットが素早くリングに戻り、田口を場外へ追いやってノータッチトペコンヒーロを見舞う。
その後、デヴィットがエプロンからの延髄斬り、トップロープ越えのフットスタンプ、変型コブラツイスト、逆水平チョップ、串刺し低空ドロップキックなどで田口に追撃。
苦しくなった田口は、前方回転エビ固めをすり抜け、顔面への低空ドロップキックで逆転。さらに、エプロンのデヴィットに低空ドロップキック、三角飛びミサイルキックを食らわせ、ノータッチトペコンヒーロをお返しした。
田口の攻撃は続き、ミサイルキックからスリーアミーゴ。すると、デヴィットが3回目のブレーンバスターから脱出し、トラースキックで逆襲。しかし、田口が前落としで巻き返し、円盤中毒で追撃。そして、ラリアットをかわして延髄斬りをヒットさせるが、デヴィットがショートレンジラリアットで報復。
エルボー合戦を挟み、両者のラリアットが相打ちになる。そこからデヴィットがカウンターニールキックを叩き込み、串刺しドロップキック、背中へのダイビングフットスタンプで追い討ち。
次にデヴィットは、ドリームキャストを繰り出すが、田口がかわして低空ドロップキックで反撃。そして、ラ・マヒストラルで丸め込む。
これをデヴィットが返すと、田口は延髄斬りからどどんの体勢に入る。すると、デヴィットが前方回転エビ固めに切り返すが、田口がさらに回転してフォール。だが、カウントは2。
劣勢のデヴィットは、ラリアットをかわしてオーバーヘッドキックをお見舞い。しかし、すぐに田口がラリアットで吹き飛ばし、再びどどんを狙う。これをデヴィットが抵抗し、切り返しの応酬になるが、田口がラリアットを命中させる。そして、今度こそどどんを成功させるも、デヴィットがカウント2でキックアウト。
次にデヴィットは、コーナー最上段にのぼるが、田口がドロップキックをお見舞い。そして、雪崩式どどんを狙ったものの、デヴィットがうまく体勢を入れ替え、トップロープ上からから雪崩式ブレーンバスターを敢行。さらに、腹部へダイビングフットスタンプを投下する。
ここでデヴィットは、ブラディサンデーを仕掛け、抵抗されるとリバースブラディサンデーを狙う。すると、田口が切り返してどどんに行くが、デヴィットが回避して今度こそリバースブラディサンデー。
そして、ドリームキャストを延髄斬りに叩き込むと、最後はブラディサンデーでとどめを刺した。
COMMENT
田口「(倒れこんで)ハァハァ……。一人で帰ってこれないくらい、コテンパンに、やられました。IWGPの選手権でロウ・キーに負け、飯伏幸太に負け、プリンス・デヴィットに負け……。ここ最近のね、ジュニアを回していた3人に3連敗。全力で闘って、悔いはありません。3人に負けてね、レスラーとしてどうなのか? こんな弱っちくてね? 全然ダメ! ダメだ、ダメだ……どうしようもないよ……。と、言ってヘコンでいるのが、レスラーじゃないんですよ! 必ず、必ず立ち上がって!『Super Jr.』かな。『Super Jr.』を2連覇して、もう一度、IWGPジュニアベルト戦線に帰ってきます! ベルトを獲って、『G1』、『Super Jr.』優勝。ベルトを獲って、『G1』! 自分にプレッシャーをかけて、やっていきます!」