Road to THE NEW BEGINNING

日時: 2013年2月6日(水) 17:30開場　18:30開始
会場: 長野・茅野市民館マルチホール
観衆: 800人（満員）

第1試合 20分1本勝負

田中翔
渡辺高章

BUSHI
高橋広夢

境界線

08分31秒　逆エビ固め

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　新日本プロレス初の長野県茅野大会。初使用の茅野市民館マルチホールは、2005年10月に完成した劇場型の多目的ホール。
　
　試合開始前のファンクラブ撮影会ではバレンタイン企画が行われ、高橋（広）＆渡辺が登場。参加者にプレゼントをもらったお礼として、サイン入り生写真を手渡した。
　すると、なぜか田口が最後尾に並び、高橋と渡辺にチョコレートをプレゼント。3ショット撮影に収まった。
　
　その後、高橋と渡辺は第1試合に登場。先発した高橋が、田中とチョップ合戦を繰り広げる。
　そこからBUSHI対渡辺となり、BUSHIがドロップキックで渡辺を場外に落とし、トペスイシーダ。しかし渡辺は、替わった田中のエルボー連打をすべて受け止め、エルボー1発でなぎ倒した。
　これで高橋組が田中を捕まえ、集中攻撃を開始。ダブルショルダータックルで田中をなぎ倒すと、渡辺がキャメルクラッチで絞り上げる。
　追い込まれた田中は、カウンターバックエルボーで高橋に逆襲。スイッチしたBUSHIが、トップロープを支点にしたバク転キック、ミサイルキック、前方回転エビ固め、ウニベルサルと畳み掛ける。しかし高橋は、ヘッドシザースホイップでBUSHIを投げ飛ばした。
　田中対渡辺の場面。田中が串刺しエルボー、エルボードロップなどで攻め込むが、渡辺がカウンタードロップキックで逆転。続いて逆エビ固めを極めるも、BUSHIがカットに入る。
　だが、渡辺が高橋と共にダブルドロップキック、ダブルアームホイップでBUSHIを蹴散らし、高橋がエプロンからのミサイルキックで追撃。
　すると、渡辺がボディスラムから逆エビ固めを極め、田中からギブアップ勝利を奪った。

COMMENT

高橋「昨日今日と、ヤングライオンから俺たち3カウント、ギブアップ獲ってるけど、BUSHIだよ。アイツから俺たちは獲りたいんだ。そしたら俺たち、もう1段階上に行けるんだよ。俺たちが言ってる『Jr.を変える』ってことが、少し近づくんだよ。BUSHIに勝つことによって、近づくんだよ。俺たち2人とも思ってることなんだ。俺たち、タッグチームでやっていくんだ。タッグチームでやっていくから、絶対に俺たちは上から獲るんだ。それだけだ」
渡辺「俺たちは“新日本の顔”になってやるよ。絶対、俺らは“新日本”って言われるように、これからも勝ち進んで、トップを獲ってやるよ。俺たちが新日本の未来だよ！」
高橋「Jr.、ヘビー、関係ないよ。俺たちが新日本プロレスを全部変えてやる！全部いい方向に持っていってやるよ！」
渡辺「そして個人的に、ノア！ノア！俺、リベンジ忘れてないからな！（試合を）組んでくれよ！」

BUSHI「昨日に引き続き、今日のタッグマッチ、デビューしたてのヤングライオン・田中。彼はね、今日初のタッグマッチ、とても声も出てたし、初めてにしてなかなか。昨日の小松と一緒で、すばらしい試合だったと思いますよ。でも、これがすべてじゃないから。今日の試合をさらに反省し、学んで、これからどんどん大きくなっていくと思うし。そして、渡辺、高橋広夢。あの2人もヤングライオンのレベルじゃないから。素晴らしいタッグチームができあがっていると思います。『ウカウカしていられないな』と思います」
田中「クソ！今日、自分の考えが甘かった。BUSHIさんと組んだら、『もしかしたら勝てるんじゃないか？』という甘い考えが自分の中にあったから。これじゃダメだ。もう1回、（2/11）大阪で同じカードがあるけど、今度は自分から勝ちにいく。そして、絶対自分が勝ってみせる！ありがとうございました」