Road to THE NEW BEGINNING
- 日時
- 2013年2月5日(火) 18:00開場 19:00開始
- 会場
- 茨城・古河市古河体育館
- 観衆
- 1,000人
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第7試合 30分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
棚橋とアンダーソンが先発し、アンダーソンがショルダータックル。しかし棚橋は、カウンターバックエルボー&フライングボディアタックの連続攻撃でやり返した。
田口対デヴィットの場面。両者が素早い動きで互いの攻撃を読み合い、ドロップキックが交錯。握手をかわして同時に選手交替となる。
永田対トンガの場面。トンガがボディブローを連射すると、永田はキック連射で報復。しかしトンガは、前後の連続リープフロッグで永田を翻ろうし、空手チョップをお見舞い。そして、ブレーンバスターの体勢に入るが、永田がナガタロックIIに切り返し、腕固めへ繋いだ。
田口対トンガの場面。トンガがブレーンバスターで叩きつけ、替わったアンダーソンが腕への集中攻撃で追い討ち。この流れにデヴィットが続き、田口は沈黙してしまう。
さらにデヴィットが、エプロンからの延髄斬り、トップロープ越えのフットスタンプで追撃し、前方回転エビ固めを繰り出す。だが、田口が脱出し、低空ドロップキックで逆襲。それでも田口はタッチに行けず、トンガ、アンダーソンに追い討ちされる。しかし田口は、ドロップキックでデヴィット、トンガ、アンダーソンを次々となぎ倒し、延髄斬りをデヴィットにお見舞い。
これでようやく出番となった永田は、ミドルキック連射、串刺しフロントハイキックでデヴィットに追撃。だが、トンガの乱入をきっかけに、デヴィットがオーバーヘッドキックで逆襲。
永田対アンダーソンの場面。永田がフェイントをかけて低空ドロップキックを発射。さらに、ガンスタンを回避し、エクスプロイダーで叩きつけた。
棚橋対アンダーソンとなり、棚橋がフライングフォーアーム、ドラゴンスクリュー、ダイビングサンセットフリップ。そして、串刺しフライングボディアタックを狙うが、アンダーソンが回避してジャンピングフロントハイキックで逆襲。続いてエルボースマッシュを連打するが、棚橋はエルボー&太陽ブロー&エルボースマッシュで対抗。しかし、アンダーソンがカウンターゼロ戦キックでなぎ倒した。
棚橋対トンガの場面。トンガが、ボディブロー連射、ショートレンジドロップキック、串刺しジャンピングボディアタック、サイドバスターと畳み掛ける。そして、デヴィットのドリームキャスト、アンダーソンのジャンピングフロントハイキック、トンガのトンガンツイストが立て続けに棚橋を襲う。
さらにトンガはヘッドシュリンカーの体勢に入るが、棚橋がこらえて後方へ投げる。それでもトンガは前方回転エビ固めを繰り出すが、田口がカット。そして、三角飛びプランチャでデヴィットを分断する。
するとトンガは、串刺しジャンピングボディアタックを敢行するが、棚橋にかわされてコーナーへ激突。そこに永田が飛び込んでタイナーを食らわせ、棚橋がスリングブレイド、ハイフライフローの連続攻撃で勝負を決めた。
試合後、棚橋がマイクアピール。「新日本プロレス、もっともっと盛り上げて、そして、広島でベルトを防衛して、またチャンピオンとして帰って来ます!」と、古河のファンに約束した。
さらに棚橋は、ファンの要望に応える形で3回のエアギターを敢行。そして、息を弾ませつつも「大丈夫。疲れてないです」と言い切り、「茨城の皆さーーん!! 愛してまーーす!!」の叫びで古河大会を締めた。
COMMENT
棚橋「このタイトルマッチに向けて、いつだって、気持ちは前に向いているけど、後楽園ホールの負けはこたえた。IWGP王者として、しっかり受け止めないといけない。でも! 俺は気持ちが途切れたことがないから。ずっと、プロレスに対する気持ちは下がったことはないから。気持ちが途切れなければ、大丈夫。今日の古河のお客さんにも背中を押してもらったし。しっかり、2月10日は防衛して、もっと先に行きます!」
※永田はノーコメント
アンダーソン「タナハシ! 大きな可能性を示す出来事が起こった。マシンガンからではないが、タナハシが獲られた。広島の『THE NEW BIGINNING』では、カール“マシンガン”アンダーソンが新日本プロレスのIWGPヘビー級チャンピオンだということを示す。2月10日広島大会の日を覚えておけ! 必ずチャンピオンになる。新日本プロレスが変わる。永遠に」
デヴィット「誰でも見ることができるし、誰でもやかましく、なんとでも言える。誰でも同じことを言うわけではない。このベルトはここにある。僕が世界でベストなレスラーだということが真実になる。ヘビーでも、Jr.でも関係なく、僕がベストレスラーのプリンス・デヴィットだと示す」
トンガ「タナ、ラッキーだったな。俺も(CMLL世界タッグ)チャンピオンだ。やられっぱなしではいない。ラッキーだっただけだ」