Road to THE NEW BEGINNING
- 日時
- 2013年2月5日(火) 18:00開場 19:00開始
- 会場
- 茨城・古河市古河体育館
- 観衆
- 1,000人
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第4試合 20分1本勝負
レフェリー|マーティー浅見
MATCH REPORT
試合開始前、セコンドのTAKAみちのくが、マイクアピールを開始。アーチャー&スミスを「鈴木軍が誇る最強タッグチーム・IWGPタッグチャンピオン」と観客に紹介し、「天山さん! アナタ、風邪ひいて休んでませんでした? ずっと休んでたほうがよかったんじゃないですか? どうせ負けるんだから! ハハハハハハー! なぜならば、鈴木軍イチバーン!」と続ける。
そして、TAKAが「レッツ・ゲット・クレイジー!!」と叫んだ直後、アーチャー組が襲い掛かり、大混乱で試合がスタート。アーチャーが小島、スミスが天山を捕まえる。
しかし、天山と小島が逆襲に転じ、スミスにヘッドドロップ&エルボードロップの合体攻撃をお見舞い。さらにライガーが、スライディングキックで追撃する。
ところが、スミスがパワーの違いを見せつけてライガーを痛めつけ、アーチャー組が試合の流れを支配。代わる代わるの攻撃で、ライガーをいいようにいたぶり続ける。
苦しくなったライガーは、串刺し攻撃を狙うアーチャーを両脚キックで迎撃。直後に小島が串刺しラリアットを見舞い、ライガーを救出した。
天山対アーチャーとなり、天山がショルダータックル、ヘッドバット、モンゴリアンチョップ連射、串刺しラリアット、カーフブランディングと畳み掛ける。
さらに天山は、アーチャーの反撃を受けてもすぐにカウンターニールキックで巻き返し、乱入したスミスをマウンテンボムで叩きつける。そして、コーナー最上段にのぼるが、アーチャーがデッドリードライブで逆襲。
小島対トウナイの場面。小島が逆水平チョップ乱射、串刺しジャンピングエルボー、「いっちゃうぞバカヤロー!」からのダイビングエルボードロップ、エルボー連射、ローリングエルボーとラッシュ。しかしトウナイは、超低空タックルからのシャイニングウィザードで反撃。
これでアーチャー組のトレイン攻撃となり、トウナイの串刺しジャンピングエルボー、スミスの串刺しラリアット、アーチャーの串刺しボディアタックが連続でさく裂。そして、スミスのサイドバスター&アーチャーのギロチンドロップが決まり、トウナイがコーナー最上段からダイビングダブルニードロップを投下。
続いて、アーチャーとスミスがキラーボムを仕掛けるも、天山がカット。すると、ライガーがスミスを場外に追いやり、トウナイにカウンター掌底をお見舞い。すかさず天山と小島が、テンコジカッターでアーチャーを叩きつけ、小島がコジコジカッターからのラリアットでトウナイを仕留めた。
COMMENT
アーチャー「俺たちはまだチャンピオンだ。俺たちは天山と小島を下に感じている。オマエたちは俺たちから3カウントを獲って勝つことはできない。キラー・エリートというチャンピオンチームから勝利することはできない。オマエに痛みを与える」
スミス「テンザン、コジマ! その通りだ。わかるか? オマエたちは、俺たちから勝ったわけではないからだ! 2月10日、キラーボムでキッチリ3カウントを獲って勝ってやる!」
TAKA「オイ! テンコジさんよ! トウナイから獲ったってしょうがねぇんだよ。“鈴木軍の鉄砲玉”トウナイに勝ったって、なんもなんねぇんだよ! こいつらから獲ってみろよ、1回でもよ! できるわけねぇよな? やっぱり風邪で休んでた方がいいんじゃねぇか? 何度やってもな、結果は同じだよ、コノヤロー! なぜなら、鈴木軍・・・」
全員「イチバン!」
TAKA「レッツ・ゲット・クレイジー!」
天山「オッケー、コジ! 一昨日俺がね、ちょっと調子悪くて1日大事を取らせてもらってね、いきなり今日カンバックできたから、よかったものの、やっぱり広島があるから、ゆっくり休んでられない。インフルエンザであろうが何であろうが、『やるべきや』と思ったから、復帰しましたよ。とにかく広島、それまで時間ないし、今日もやったけど、やっぱあの2人強いしね、どうやって崩すかっていう。今日はコジが最後ビシっと決めてくれたし、俺も広島に向けて調子上げていかないと。広島で足引っ張るようなこと出来ひんし。しっかりやりたいと思います。ありがとうコジ!(と言って小島と握手)」
小島「今日の一番強かったプロレスラーは、ヒロ・トウナイだな。ランスとスミスどちっちか、ヒロ・トウナイに変更しろ! それくらいアイツの方が強ぇよ! な? 楽ばっかりして、トウナイにやらせようとして。そんなのミエミエなんだよ、TAKAみちのく。オマエの知り合いか? そんなのなんとも思わないんだよ。ただ、あの3人の中で、一番ヒロ・トウナイが強かった。次、ランスとスミスからベルト獲ったら、ヒロ・トウナイともう一人誰かで、タッグ選手権やってやるよ。ぶっちゃけよ、天山にはもっと休んでてもらっても構わなかった。広島まで、ギリギリまで休んでてもらって構わなかった。ただこれはこれで、非常に面白くなってきた。天山が病み上がりでも構わない。俺だって天山に半分うつされてる。でも大丈夫だ」