Road to THE NEW BEGINNING

日時: 2013年2月5日(火) 18:00開場　19:00開始
会場: 茨城・古河市古河体育館
観衆: 1,000人

第2試合 20分1本勝負

アレックス・シェリー
アレックス・コズロフ

境界線

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　2月10日広島でIWGP Jr.タッグ戦を行なうKUSHIDA＆シェリー、ロメロ＆コズロフが前哨戦で激突。
　
　先発したのはKUSHIDAとロメロ。ロメロがヘッドロック＆ショルダータックルで先制。しかしKUSHIDAが、エルボー＆バックブロー＆ダブルチョップの連続弾を浴びせ、青コーナーサイドへ追いやった。
　シェリー対コズロフの場面。コズロフが顔面攻撃を繰り出すも、KUSHIDAが素早くタッチしてリングイン。そして、KUSHIDAとシェリーが、連携攻撃でロメロ組の3人を次々と蹴散らした。
　ところが、KUSHIDAが場外戦で失速してしまい、動きが完全にストップ。コズロフのコサックダンスキック、邪道の目潰し攻撃、ロメロのストンピング連射などで、さらに追い込まれる。
　しかし、ロメロが連続串刺しラリアットで暴走し、小競り合いが勃発。そのあいだに復活したKUSHIDAが逆襲に転じ、自軍コーナーへ帰還。替わったタイガーが、コーナー最上段からコズロフにフライングボディアタックをお見舞い。さらに、自分を羽交い絞めにするロメロをカンガルーキックで吹き飛ばすと、コズロフに回転十字固めで3カウントを迫る。
　これをロメロがカットし、コズロフのマンハッタンドロップ＆ロメロのネックブリーカーという連続攻撃がさく裂。しかしタイガーは、コズロフのランニングエルボーをロメロに誤爆させ、タイガードライバーでコズロフを叩きつけた。
　シェリー対邪道の場面。シェリーが、延髄斬り、トラースキック。さらにKUSHIDAが加勢に入り、シェリーのマンハッタンドロップからKUSHIDAが低空ドロップキック。そして、シェリーが邪道の頭に飛びついて上体を起こし、KUSHIDAが側転からの低空ドロップキックを見舞う。
　その後、踏み台攻撃で追い討ちされた邪道だったが、カウンタートーキックで流れを変え、パントキック、ビューティフルスパイクでシェリーに逆襲。これでロメロ組のトレイン攻撃となり、ロメロの串刺しラリアット、ロメロとコズロフのヘルズブルドーザー、邪道の河津落とし＆コズロフのランニングフロントキックが、立て続けにシェリーを襲う。
　すると、KUSHIDAがリングへ飛び込み、邪道とロメロにハンドスプリングエルボーをお見舞い。そして邪道には、シェリーの延髄斬り＆KUSHIDAの串刺しダブルニーアタックがさく裂。最後は、合体技I-94を決め、邪道を仕留めた。
　
　試合後、ロメロが「ヘイ！タイムスプリッターズ！ヒロシマ、ナカスゾ、コノヤロー!!」などとマイクアピール。さらにコズロフが「俺たちが次のIWGP Jr.タッグチャンピオンだ!!」と続き、ロメロが「フォーエバーー!!」の叫びを連呼した。

COMMENT

ロメロ「2月10日の広島大会で、フォーエバーフーリガンズは“俺たちの”ベルトを取り返す！あれは俺たちのものだ！」
コズロフ「アレックス・シェリー、KUSHIDA、オマエらはクソヤローだ！ IWGP Jr.タッグチャンピオンは俺たちフォーエバーフーリガンズだ！俺たちが世界のチャンピオンだ！世界でベストなチャンピオンだ！」
ロメロ「2月10日、タイムスプリッターズ、ナカスゾ、コノヤロー！フォーエバーフーリガンズがもう1度チャンピオンになる！フォーエバー！フォーエバー！エンドエバー！」
※邪道はノーコメント
　
KUSHIDA「確かにね、11月はコズロフ、本調子ではなかったとはいえ、今回来たら80%か？」
シェリー「たぶん100%になる日はやってこないだろうな。せいぜい60%くらいじゃない？」
KUSHIDA「アイツらが、例え120%になったとしても、ロッキーが『永遠！』と叫ぼうと、俺ら違う時代からやってきたんだよ。%も時間も通用しないんだ。なぜだかわかる？タイムスプリッターズだから。（※腕に書いた時計を指差しながら）この時間で動いていくぞ！広島まであとちょっと。チクタク、チクタク！」
※タイガーはノーコメント