Road to THE NEW BEGINNING
- 日時
- 2013年2月2日(土) 17:00開場 18:00開始
- 会場
- 岐阜・岐阜産業会館
- 観衆
- 2,000人(超満員)
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第7試合 30分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
そこから始まったメインイベントは、2月10日広島で行なわれるIWGPヘビー戦・棚橋vsアンダーソン、IWGP Jr.戦・デヴィットvs田口のダブル前哨戦。
棚橋対アンダーソンで試合が始まり、アンダーソンがショルダータックルで先制。しかし棚橋は、アンダーソンの串刺し攻撃をカウンターバックエルボーで迎撃し、コーナー2段目からフライングボディアタックを見舞った。
田口対デヴィットの場面。両者が素早く技を切り返し、ドロップキックが交錯。握手してから同時に選手交替となる。
その後、田口対アンダーソンの場面で、アンダーソンがマシンガンパフォーマンスからセントーン。さらに、タッチを受けたデヴィットが、エプロンからの延髄斬り、トップロープ越えのダイビングフットスタンプで追い討ちをかける。
続いてデヴィットは、前方回転エビ固めを繰り出すが、田口が抜け出して低空ドロップキックで反撃。しかし、替わったトンガが田口を捕まえ、ジャンピングエルボードロップ、ヘッドバットで追撃。さらにアンダーソンが、フェースロック、ニードロップ4連発で続く。
苦しくなった田口は、デヴィットの串刺し攻撃を回避し、ドロップキック、延髄斬りで逆襲。ようやく自軍コーナーへ戻る。これで後藤対アンダーソンとなり、後藤が串刺しニールキック、バックドロップ。そして、アンダーソンの反撃にも怯まず、牛殺しに繋いだ。
棚橋対アンダーソンの場面。棚橋がドラゴンスクリューでアンダーソンを倒し、スリングブレイドを狙う。これをアンダーソンが回避し、ガンスタンを仕掛けるも、今度は棚橋が回避。しかしアンダーソンは、すぐさまカウンターゼロ戦キックをヒットさせた。
棚橋対トンガの場面。トンガが、ドロップキック、ボディブロー連射、エルボー連射、串刺しジャンピングボディアタック、バックドロップと畳み掛ける。そして、デヴィットがドリームキャスト、アンダーソンがジャンピングフロントハイキックでアシストし、トンガがトンガンツイストをさく裂させる。
続いてトンガは、タマスペシャルの体勢に入るが、棚橋が脱出に成功。即座に田口が低空ドロップキックをトンガに見舞う。しかしトンガは、棚橋と田口の合体攻撃をジャンプでかわし、開脚式ドロップキックでまとめて吹き飛ばす。そして、「Woooo!」と叫び声をあげるも、後藤が背後からエルボー。
さらに後藤は、両腕ラリアットでデヴィットとアンダーソンを場外に追いやる。続いて、後藤がアンダーソン、田口がデヴィットにプランチャをお見舞い。そして、棚橋がスリングブレイドでトンガを倒し、ハイフライフローで轟沈した。
試合後、大「棚橋」コールを受けて棚橋がマイクアピールを開始。「チャンピオンの棚橋が岐阜に帰って来たぜー!! (※大歓声&大拍手に)ありがとう。俺はね、いつもね、岐阜出身っていうことを、どこ行っても胸張ってプロレスやってるから。またね、これからも応援よろしくお願いします! ありがとうございました!」と、地元のファンに挨拶した。
さらに棚橋は、ギターをエアで準備し、「岐阜ー!! 岐阜ー!! 岐阜ー!! 盛り上がって行こうぜーー!!」と絶叫してから1回目のエアギターを演奏。そして、アンコールに応えた2回目の演奏ではギターを壊し、ファンからもらった新しいギターで3回目の演奏を行なった。
「棚橋・最高」コールが起きる中、棚橋は「改めて、今日は皆さん最後までありがとうございました!」とファンに挨拶。そして、「岐阜の皆さーーん!! 愛してまーーす!!」の叫びで、開幕戦を締めくくった。
COMMENT
後藤「広島までのテーマ、俺自身の手で見つけてやる」
棚橋「久しぶりの岐阜大会ということで、最後ね、勝利を飾れて本当によかったし、地元の声援ってね、『広島がんばってこいよ!』っていうね。アンダーソン戦にも力もらったし。そしてなにより、会場の雰囲気、ドームのあのいい雰囲気が、地方地方に伝わってるから。今年もね、地方大会、特に楽しみだし。広島でタイトルマッチもあるし! ということで、『FANTASTICA MANIA』終わって、通常のシリーズ始まったんで、また気持ち引き締めて、生まれた場所、岐阜で、いい形でスタート切れました」
デヴィット「タグチ、たぶん俺の友達、だよね? 3年前からAppllo55で組んできたけど、プリンス・デヴィットは、世界のJr.ヘビーのレスラーっていうだけではない。本当に素晴らしいパートナーと、ベストな闘いをすることを約束する」
アンダーソン「2012年はみんな口を揃えて『マシンガンの年だ』と言っていたが、2013年も、もう1度マシンガンの年だ! 2012年も素晴らしかったが、2013年も素晴らしい年にする! ほかのどの新日本のスーパースターたちよりもずっと! 俺はすでにその準備ができている。カール“マシンガン”アンダーソンは、次のIWGPヘビー王者だ。広島だ、タナハシ、準備はいいか? ダダダダダダ!!(※マシンガンアピール)」
※トンガはノーコメント