IWGPヘビー級王者・棚橋、IWGP Jr.ヘビー級王者・デヴィット、デビュー30周年を迎えたCMLLのレジェンド・アトランティスが、ドリームトリオを結成。
　
　棚橋対エウフォリアで試合開始。エウフォリアが串刺し攻撃を狙うと、棚橋がカウンターバックエルボーで迎撃。そして、コーナー2段目からのフライングボディアタックで追撃した。
　デヴィット対オカダの場面。デヴィットがドロップキックでオカダを場外に追いやるが、空中殺法は阻止されてしまう。しかしデヴィットは、オカダたちを同士討ちさせ、オカダ、メフィスト、エウフォリアの順で風車式バックブリーカーをお見舞い。
　さらにデヴィットは、ミサイルキックでエウフォリアに追撃。しかし、控えのメフィストが襲撃し、状況が一変。エウフォリアとメフィストがデヴィットを押さえつけ、オカダがランニング低空フロントキックを食らわせる。さらに、エウフォリアとメフィストがトップロープの反動を利用してデヴィットを投げ捨て、オカダがDDTで追撃。
　ここで棚橋がリングインすると、エウフォリアが脚を持ち、メフィストが急所にキック。これでオカダ組のトレイン攻撃となり、エウフォリアの串刺しラリアット、メフィストの串刺しラリアット、オカダの串刺しバックエルボーが連続でさく裂。さらに、メフィストが棚橋を押さえつけ、エウフォリアがギロチンドロップを投下する。
　続いてオカダ組は、デヴィットにもトレイン攻撃を仕掛け、エウフォリアの串刺しラリアットがさ命中。しかし、デヴィットがエウフォリアを踏み台にしてメフィストにカウンタードロップキックを食らわせ、オカダにはドリームキャストをお見舞い。
　交替した棚橋は、合体ショルダースルーを回避し、オカダにドラゴンスクリュー。すると、デヴィットがランニングドロップキックでエウフォリアを蹴散らし、ノータッチトペコンヒーロで追撃。続いて、アトランティスがメフィストを場外に落とすが、オカダが追撃を妨害。さらにオカダは、棚橋にドロップキックを浴びせ、レインメーカーを狙う。しかし、棚橋がかわしてスリングブレイドで場外に追い込み、コーナー最上段からボディアタック式ハイフライフローを敢行。
　アトランティス対メフィストの場面。メフィストが雪崩式デビルウィングスからフォールに行くが、アトランティスがキックアウト。そして、即座にアトランティーダを繰り出し、逆転勝利を収めた。
　
　試合後、メインイベント以外に出場した選手たちが登場し、リング上に集結。そこで棚橋が「皆さん、『FANTASTICA MANIA』にたくさんのご来場、ありがとうございました！ じゃあ今日は、30周年を迎えたメキシコのレジェンド、アトランティスにマイクを渡したいと思います」とマイクアピールする。
　これでアトランティスが、「皆さん、3日間の『FANTASTICA MANIA』、本当にありがとうございました。ぜひ来年もお会いしたいと思います。CMLLともども新日本プロレスをよろしくお願いします！」とファンに挨拶。
　そして選手たちは、ファンの熱烈な歓迎を受けつつ、退場した。