NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2013

日時: 2013年1月19日(土) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 1,750人（満員）

第4試合 20分1本勝負

プリンス・デヴィット
ドラゴン・ロホ・ジュニア

境界線

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

1月20日の最終戦で、ソンブラの挑戦を受けるNWA世界ヒストリックミドル級王者・ドラゴンが登場。
　
　ドラゴン対BUSHIの場面。ドラゴンがBUSHIをコーナーへ追い込み、急所めがけて低空ドロップキックをお見舞い。これでBUSHIが場外に落ちると、ノータッチトペコンヒーロで追撃した。
　デヴィット対YOSHI-HASHIの場面。田口の低空ドロップキックから、デヴィットが顔面に低空ドロップキックを見舞う。そして、YOSHI-HASHIの串刺し攻撃を回避すると、エプロンから延髄斬りをヒットさせた。
　BUSHI対YOSHI-HASHIの場面。BUSHIがロープへ走ったものの、石井が背中を蹴って妨害。さらに、YOSHI-HASHIがドロップキックでBUSHIを場外に落とし、ドラゴンが鉄柱に叩きつける。
　これでBUSHIがローンバトルに追い込まれ、ドラゴンが風車式バックブリーカー、石井がヘッドバット連射、ボディスラム、エルボー＆逆水平チョップ連射で追撃。さらに、YOSHI-HASHIがBUSHIをトップロープから逆さづりにし、低空ドロップキックを食らわせる。
　苦しくなったBUSHIは、コーナー2段目からのヘッドシザースホイップでYOSHI-HASHIに逆襲し、石井と同士討ちにする。そして、なおも足を掴んで離さないYOSHI-HASHIに延髄斬りを見舞い、脱出に成功。
　その直後、田口とデヴィットが石井とYOSHI-HASHIに、前方回転エビ固めからの低空ドロップキックを繰り出す。そして、ドラゴンには2人同時のカニばさみ＆低空ドロップキックをお見舞い。
　さらに田口とデヴィットは、石井とYOSHI-HASHIをコーナーに重ねて踏み台攻撃で追い討ち。そして、田口、デヴィット、BUSHIが、ドラゴン、石井、YOSHI-HASHIを場外へ追いやり、3人同時にノータッチトペコンヒーロを敢行。
　リングに戻り、田口がYOSHI-HASHIにドロップキック。そこから、石井が田口にラリアット、デヴィットが石井にオーバーヘッドキック、YOSHI-HASHIがデヴィットにラリアット。さらに、田口がYOSHI-HASHIに延髄斬りを見舞った。
　BUSHI対ドラゴンの場面。BUSHIがフェイント式のニールキックをヒットさせるが、ドラゴンがロープの反動を利用したパワーボムで一気に勝利を掴んだ。
　
　試合後、石井が田口に食ってかかり、一触即発となる。しかし、仲間とセコンドたちが必死で引き離した。

COMMENT

BUSHI「ドラゴン・ロホ、メキシコ、CMLL、すっげーおもしれーよ。もし、もしね、チャンスがあるならば、今度はオレがメキシコに行って、ドラゴン・ロホ、オマエから今度は必ず3カウント奪ってやるからな？　覚えておけよ！」
——試合後、石井選手とかなり激しくやり合いましたが？
田口「なんでしょうね？　この雰囲気になじめないからイライラしてるんじゃないすか？　ま、べつに石井さんと何かあるわけじゃないし、相手にしてるヒマはないんで。それより僕は広島でデヴィちゃんとIWGPジュニアのタイトルマッチ、ありますし。Apollo55で普段からやってるんで、今日も息がピッタリだったように、おたがい何をね、しようとしているかわかってるんで。裏の読みあい、凄く楽しみです。ファンの期待？　そうですね。おととしの『SUPER Jr.』の準決勝でもやってますけど、今回も激しい試合になると思います。あとは、デヴィちゃんに聞いてください」
デヴィット「みなさん、誰もが知っていると思いますが、タグチは最高のパートナー。タッグチームとしては本当に成功していると思う。それだけに、挑戦者としては凄くハードな相手だよね。以前、『SUPER Jr.』の準決勝でも当たっているけど、今回はそれ以上の試合になると思う。僕とタグチは、おたがいがリスペクトしてるから、必ずグッドマッチになると思うよ」
※ デヴィットと田口はガッチリと握手。

石井「オイ！俺はな、2月3日しか見てねぇんだよオラ！」

ドラゴン・ロホ・ジュニア「今晩も俺の実力を見せてやったぞ。明日についても、もちろん防衛するし、メヒコと日本で、プリンス・デヴィットとは1勝1敗だ。俺の野望は、3度目の正直、明日防衛して、プリンス・デヴィットと決着を着けるぞ！」

※YOSHI-HASHIはノーコメント