11年ぶりに復活した“冬の札幌大会”『戦国炎舞 -KIZNA- Presents THE NEW BEGINNING in SAPPORO~復活!雪の札幌決戦~』。
新日本プロレスvs鈴木軍の抗争と2月11日(土)大阪の前哨戦を柱にして、全9試合の注目カードが揃った。
オープニングマッチは、前IWGP Jr.王者のKUSHIDAがヤングライオンの川人と組み、鈴木軍の金丸&デスペラードと対戦。
川人対金丸で試合が始まり、金丸がショルダースルーで先制。さらに、ブレーンバスターで叩きつけると、替わったデスペラードが場外で鉄柵攻撃。
鈴木軍の攻撃は続き、デスペラードがスリーパーホールド、逆水平チョップ、金丸がストンピング連射、エルボースタンプ、キャメルクラッチなどで攻め立てる。しかし川人は、ドロップキックで金丸に逆襲。
ようやくタッチを受けたKUSHIDAは、デスペラードに側転から低空ドロップキックを食らわせる。そして、金丸に後方回転エビ固めを仕掛けると、同時にデスペラードをジャーマンスープレックスで叩きつけ、2人同時にフォールする。
さらにKUSHIDAは、金丸の腕にミドルキックを連発。すると、金丸が佐藤健太レフェリーを突き出してKUSHIDAの突進を止め、ドロップキックで逆転。だが、KUSHIDAはハンドスプリングエルボーでデスペラード&金丸をまとめてなぎ倒した。
川人対デスペラードの場面。川人がフライングフォーアーム、串刺しバックエルボー、スワンダイブミサイルキックと畳み掛ける。そして、デスペラードを逆エビ固めで捕らえると、カットに来た金丸をドロップキックで場外へ落とす。
だが、デスペラードがカウンタースパインバスターで巻き返し、逆片エビ固めで川人をロープエスケープさせる。すると川人は、首固め、スクールボーイ、逆さ押さえ込みを3連続で繰り出すが、デスペラードがいずれもクリア。そして、死角を突いてスピアーを食らわせると、最後はギターラ・デ・アンヘルで完勝を収めた。