NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2013

日時: 2013年1月18日(金) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 1,650人

第2試合 20分1本勝負

ディアマンテ
レイ・エスコルピオン

境界線

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

　第2試合には、大会開始前に新日本プロレス正式入団を発表したBUSHIが登場。入場には田口のテーマ曲が使用され、一緒にCMLLでエデガン（エスコートガール）として活躍しているブルニも登場。場内が一気に華やいだ。
　
　先発したのはエスコルピオンとディアマンテ。ディアマンテが、ラリアット、ヘッドシザースで先制すると、エスコルピオンがフロントキックで逆襲。しかし、ディアマンテがモンキーフリップで場外へ追いやり、ケプラーダ式トルニージョをさく裂させた。
　田口対石井の場面。田口がスリーアミーゴを仕掛けるも、石井が3回目のブレーンバスターを阻止してパワースラムで逆転。これをきっかけに、田口が長時間のローンバトルを強いられる。
　しかし田口は、カウンター延髄斬りで高橋に逆襲。タッチを受けたBUSHIが、トップロープを利用したバク転キック、コーナー最上段からのミサイルキックで高橋に追撃。そして、ヘッドスピンで素早く立ち上がると、前方回転エビ固めからのウニベルサルで3カウントを迫る。だが、跳ね返した高橋が、強引なフロントスープレックスで逆転した。
　替わったエスコルピオンが襲い掛かると、BUSHIはコーナー最上段からのヘッドシザースホイップで脱出に成功。
　ディアマンテ対エスコルピオンの場面。ディアマンテがカナディアンデストロイヤーで先制するも、エスコルピオンが腕を取ってDDTで叩きつける。それでも、ディアマンテはコブラツイストで反撃するが、高橋と石井がカット。
　すると、田口がプランチャで石井、BUSHIがトルニージョで高橋を分断。ところが、エスコルピオンがアギホンモルタル（パーフェクトドライバー）の大技で勝利を掴んだ。

COMMENT

レイ・エスコルピオン「リング上で見ただろ？ルチャの神様に、俺の実力を見せつけてやったぞ！メヒコでもどこでも、俺の実力は今日見せてやった通りだ。今日初めてのタッグだったけど、アイツらといいコンビネーションが出来た。また明日からも、俺の実力を見せつけてやる。次のルードの王道を行くのは、俺達3人だろう。いいタッグが組めたと思う。ディアマンテに俺のアギホンモルタル（さそりの一刺し）で、一撃でやっつけてやった！」

※高橋、石井はノーコメント
　
ディアマンテ「明日は、今日のようにはいかないよ。でも、この素晴らしいリングに立てたことは光栄に思います」
BUSHI「オレもディアマンテのように、この最高のリングに立ててよかった。今日の日付で新日本プロレスのレスラーになって、このライオンマーク（マスクに付いているライオンマークを指して）を誇りに持って、新日本プロレスジュニアでがんばっていきます」
田口「次のシリーズ？　ま、ドームでデヴィちゃんが防衛したんで、いつか挑戦したいと思ってたんですけど、ここかな、と思って。それが通って、広島で挑戦しますんで。おたがい、もうApolloでコンビを組んで、何をやろうとしてるのか、わかっちゃうと思うんで。裏の掛け合い、読みあいですね。あとは、まだ隠しているものをね、目いっぱい出さないと勝てないと思うんで。凄く、ワクワクしてます。ハイ。デヴィちゃんもそうだと思うんで、やってる二人がワクワクしてるんですから、観てる方もワクワクする試合になると思うんで、その上で、僕が勝ちます!」