第6試合終了後、突如として鈴木軍が乱入! 本隊とCHAOSをリング外に蹴散らす。リング上ではKESが石井に合体ラリアット。そして、矢野にはキラーボムをお見舞いする。
ここでオカダが鈴木軍のメンバー相手に孤軍奮闘するも、あとから登場した鈴木みのるがスリーパーで捕獲。そして、一気にゴッチ式パイルドライバーを炸裂させると、マイクを握り、「うるせーぞ、コノヤロー。オイ! 新日本プロレス。テメーらの宝、俺たちにすべて寄越せ!」と言い放つ。
さらにIWGPヘビーのベルトを手にすると、「さあ、さあ、さあ! テメーら、よく聞け。俺たちが来たからには、ここはもうな、俺たちのリングなんだよ!」と咆哮。KESもIWGPタッグのベルトを抱え持つ。
場内からはブーイングが飛ぶが、鈴木は「何がブーだ。オイオイ、ブタくさくてたまんねえな、この会場。うるせえんだよ、全部おまえのせいだろ、オカダ?」と、オカダの顔面をふみつけ、さらに「何もかも食い荒らしてやる! テメーら、よく聞け! 俺たち鈴木軍、イチバーン!」と、新日本の全方位に向けて宣戦布告。そして、リングに横たわるオカダ、矢野、石井の上にベルトを置いて、リングをあとにした。
※首輪をつけた飯塚を連れたデスペラードが、インタビュースペースに集まって通路をふさいでいる大勢の報道陣に「どけ!」と叫んで道を割ってバックステージの扉の向こうに消える。残りのメンバー全員が揃ったところでTAKAが口火を切る。
TAKA「おい、おい、ジュニアタッグチャンピオンって誰なんだよ? 俺たちがいない間に好き勝手、遊んでただろ? そろそろ返してもらうからな」
タイチ「終わりだ、おい。俺が、俺らが帰って来たからには、お前ら新日本ジュニア全員、終わりだ。今までデケエ面しやがって。それも今日で終わりだ。わかったか」
アーチャー「KESこそが唯一の真のIWGPタッグチャンピオンだ。そのタイトル、そのベルト、俺たちの元に戻って来る。みんな、わかったか」
スミスJr.「ヤノ、イシイ、お前らにはそれはふさわしくない。俺たちKESは、そのIWGPタッグ王座をいただきたい。そのチャンスをよこせ。一発で取り戻してやる」
鈴木「ヘヘヘ、新日本プロレス、CHAOS、BULLET CLUB、そしてLOS INGOBERNABLES…、どいつもこいつも、プロレス界の王は、ただ一つ、俺たちだ。偉そうなツラしてんじゃねえよ。お前らが持ってるもの、根こそぎ、すべて、何もかも、俺たちによこせ。返事なんかいらねえよ。返事なんかいらねえよ。すべて力づくだ、力づくだ。これが鈴木軍だ。俺たち鈴木軍……」
鈴木、アーチャー、スミスJr.、金丸、TAKA、タイチ、デスペラード「(※7人で声を揃えて)イチバ~ン!」