NJPW 40th anniversary Tour Road to TOKYO DOME

日時: 2012年12月18日(火) 17:30開場　18:30開始
会場: 香川・善通寺市民体育館
観衆: 850人（超満員）

第4試合 30分1本勝負

境界線

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　1月4日東京ドームでシングル対戦する永田と鈴木が、前哨戦で激突。また、12月23日後楽園ホールで行なわれる永田vsタイチの前哨戦でもある。
　
　ゴングを待たずに鈴木が永田に襲い掛かり、サッカーボールキック。怒った永田がエルボーとキックでやり返すと、鈴木は得意の連続ランニングローキックを敢行。だが、永田はランニングフロントハイキックで巻き返した。
　KUSHIDA対タイチの場面。タイチが手拍子でファンを扇動し、KUSHIDAに「オマエもやれよ！」とうながす。これでKUSHIDAもやる気を見せたものの、いきなりタイチが不意打ち。怒ったKUSHIDAがハンドスプリングエルボーでタイチを場外に落とし、プランチャを敢行。ところが、タイチがパイプイスで迎撃する。
　これを合図に激しい場外乱闘が繰り広げられ、鈴木組が圧倒。そのままKUSHIDAをローンバトルに追い込み、鈴木がキック連射、タイチが串刺しアックスボンバー、鈴木が張り手、タイチが急所へのニードロップなどで追撃。
　しかしKUSHIDAは、カウンターアックスボンバーでタイチに逆襲。ようやく出番となった永田が、ミドルキック3連射、串刺しフロントハイキックでタイチに追い討ちをかける。すると、次のエクスプロイダーを鈴木が妨害してエルボー合戦に持ち込むが、永田がカウンターキチンシンクで撃退。そして、カウンターフロントスープレックス、ショルダーアームブリーカー、腕固めに繋げるが、またもや鈴木がカットに入った。
　KUSHIDA対タイチの場面。KUSHIDAが、スワンダイブチョップ、アームホイップ、串刺しダブルニー、9469。これを鈴木が妨害すると、ローリングエルボーで蹴散らし、コーナー最上段にのぼる。だが、タイチはマーティー浅見レフェリーを盾にして防御。
　これで息を吹き返したタイチが、ハイキックで逆襲すると、KUSHIDAはカウンターエルボー、延髄斬りでお返し。ところが、控えの鈴木がロープワークを妨害し、タイチと交替してリングイン。
　それでもKUSHIDAは、スクールボーイ、首固めで矢継ぎ早に3カウントを狙い、バズソーキックをかわされてもすぐさま延髄斬りを叩き込む。そして、ハンドスプリングエルボーで追撃を狙うが、鈴木が受け止めてスリーパーホールドで捕獲。そこからゴッチ式パイルドライバーをさく裂させ、勝負を決めた。
　
　試合後、永田と鈴木が大乱闘を開始するが、若手たちが必死で制止。すると鈴木は、リング中央に設置したパイプイスに腰掛け、永田に「帰れ！」と命令。若手に押し戻された永田は、怒りの形相で退場した。

COMMENT

鈴木「（※タイチが田中を掴んで床に転がす）誰だよ？オイ、新日本！俺の歩く道に、こんな黒くて汚ねぇもん、置くんじゃねぇ！（※と言って田中の腹へ膝蹴りし、頬に張り手）俺の前になにも置くな！小僧も、永田も！俺の歩く道に邪魔なんだよ！俺様が歩く道にゴミなんか置くんじゃねぇ、新日本！大掃除だ、大掃除！全部、きれいさっぱりゴミ屋、出してやる！」
タイチ「永田！俺より弱いくせに、毎日毎日いきがりやがってよ！気付けよ！俺より弱いってことを。俺よりよえぇってことはよ、オマエはボスとやる資格ねぇんだよ。後楽園ホール、何回も言うぞ、勝った方がドームだ。ま、俺が勝つのは当然だけどな。必殺のローフライフローで、俺が勝ってやるよ」
　
永田「なにもねぇよ!!」
KUSHIDA「うぜぇな！うぜぇ！」