NJPW 40th anniversary Tour Road to TOKYO DOME
- 日時
- 2012年12月9日(日) 15:00開場 16:00開始
- 会場
- 秋田・秋田テルサ
- 観衆
- 2,000人(超満員札止め)
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第7試合 30分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
棚橋対オカダで試合が始まると、両者への大コールで場内が騒然となる。そんな中、オカダがショルダータックルで先制するが、棚橋がカウンターバックエルボー、フライングボディアタックで反撃。その後、棚橋のランニングサンセットフリップをオカダがかわし、オカダのセントーンを棚橋がかわした。
後藤対石井の場面。エルボー合戦のあと、ショルダータックルの打ち合いになり、後藤が石井をなぎ倒す。そこから棚橋対石井となり、棚橋が太陽ブローを連射。ところが、オカダが棚橋の背中を蹴ってロープワークを妨害し、石井がラリアットで場外に落とす。すかさずオカダが鉄柵攻撃と串刺しフロントハイキックを見舞い、棚橋は完全に動きが止まってしまう。
これでオカダ組が棚橋を長時間のローンバトルへ引き込み、オカダが低空ランニングフロントキック、石井がバックドロップなどで追い討ち。しかし棚橋は、ドラゴンスクリューで石井に逆襲し、ようやく後藤とスイッチ。
その後藤は、ミドルキック3連射、串刺しニールキック、バックドロップで石井に追撃。そして、エルボー連打からラリアットを放つも、石井が相打ちに持ち込み、3発目のラリアットで後藤を倒した。
棚橋対オカダの場面。棚橋が、フライングフォーアーム、ドラゴンスクリュー、ダイビングサンセットフリップ。すると、オカダがフラップジャックで巻き返し、リバースネックブリーカーの体勢に入る。しかし、脱出した棚橋がグラウンドドラゴンスクリューからテキサスクローバーホールドを極める。
それでもオカダは、今度こそリバースネックブリーカーで逆襲し、ダイビングエルボードロップからレインメーカーポーズ。そして、レインメーカーを発射するものの、棚橋が回避してドラゴンスープレックスを狙う。これをオカダが阻止すると、棚橋はロープへ走るが、オカダがカウンタードロップキックで吹き飛ばした。
棚橋対石井の場面。石井がエルボー&逆水平チョップ連射、串刺しラリアット、パワースラム。すると、オカダが乱入してフロントハイキックで追撃し、石井が延髄へのラリアット、オカダがDDT、石井がパワーボムとラッシュをかける。しかし、棚橋が開脚式ドロップキックで石井とオカダに反撃し、直後に後藤が両腕ラリアットでアシスト。そして棚橋が、飛びつきドラゴンスリーパーからのファイナルカットを石井に見舞う。
続いて棚橋はコーナー最上段にのぼるが、オカダが打点の高いドロップキックで攻撃を妨害し、石井が雪崩式ブレーンバスターからフォール。これは後藤がカットに入り、オカダの顔面にヘッドバットを浴びせる。だが、石井が後藤をラリアットでダウンさせ、棚橋にもラリアットをお見舞い。そこからフォールに入るが、カウントは2。
苦しくなった棚橋は、ブレーンバスターを着地して突破口を開く。そして、石井を突き飛ばすと、後藤が飛び込んでラリアットを食らわせる。すると、オカダがレインメーカーを仕掛けるが、棚橋が脱出し、直後に後藤が牛殺しを敢行。
さらに後藤が、プランチャでオカダを分断すると、棚橋がスリングブレイドで石井を倒す。そして最後は、ハイフライフローで決着をつけた。
試合後、大「棚橋」コールが起きると、棚橋がマイクアピールを開始。「新日本プロレスが! 久しぶりに! 秋田に、帰って来たぜーー!!」と絶叫すると、「今日も凄いたくさんの応援、ありがとうございました! 今日で、年内、秋田の大会は最後になりますけど、また来年、絶対ここで会いましょう!」と、ファンに呼びかけた。
これで場内が再び大「棚橋」コールに包まれ、棚橋がエアギターを開始。いつもの流れで3回の演奏をしただけでなく、4回目、5回目のボーナストラックも敢行。ファンのハートをガッチリ掴み、「秋田の皆さーん!! 愛してまーーす!!」の叫びで最後を締めくくった。
COMMENT
棚橋「肌で感じる、拮抗より押されていた俺のパワーが、五分、いや五分以上に持っていって、前哨戦有利に進めるから。今までの前哨戦とは覚悟が違うから。最後に、秋田最高でした!」
オカダ「チャンピオン! 辛そうッスね?! 大丈夫ですか?」
外道「オイ! オマエの限界が見えたよ。ドームまでもつのかオメーは? どっちにしてもな、時間が迫ってるぞ、オイ。1ヶ月を切ったぞ! テメーが落ちるだけじゃねぇんだよ。プロレス界の歴史が変わるんだよ。この日だ。2013年1月4日だ。プロレス界の歴史が変わるぞ。見逃すんじゃねぇぞ」
※石井はノーコメント