NJPW 40th anniversary Tour Road to TOKYO DOME
- 日時
- 2012年12月6日(木) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 新潟・サンビレッジしばた
- 観衆
- 1,050人(超満員札止め)
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第2試合 20分1本勝負
レフェリー|佐藤健太
MATCH REPORT
KUSHIDA対高橋の場面。高橋がリープフロッグと後転でKUSHIDAを惑わし、ドロップキックで場外に落とす。そして、エプロンからのミサイルキックで追い討ち。
ところが、リングに戻ったKUSHIDAが、カウンター低空ドロップキックで逆襲。途端に高橋は動きが止まってしまい、田口のギロチンドロップ、KUSHIDAのエルボースタンプなどを膝に浴び続け、大ピンチに陥ってしまう。
続いてKUSHIDAが、足4の字固めで絞り上げ、田口がヒップドロップで追撃。しかし高橋は、カウンターヘッドシザースホイップで田口を投げ飛ばし、ようやく脱出に成功。
スイッチした渡辺は、串刺しバックエルボー、旋回式サイドバスターで田口に追撃。次のダブルアームスープレックスは阻止されたものの、追走式ジャンピングエルボーで田口の動きを止めると、直後に高橋がミサイルキックでアシスト。
続いて渡辺と高橋は、ダブルドロップキック、合体ブレーンバスタースラムで田口に追撃。そして、エルボー連打からロープへ走るも、田口がカウンタートーキックからの前落としで叩きつけ、顔低空ドロップキックを顔面に見舞う。
ここでKUSHIDAが、ハンドスプリングエルボーで高橋をリング上から排除。すると、田口がどどんを仕掛けるが、渡辺が前方回転エビ固めに切り返す。
しかし田口は、渡辺に延髄斬りを見舞い、今度こそどどんをさく裂させて3カウントを奪った。
COMMENT
田口「ヤングライオン、やってると向こうの勢いがスゴいんで、つられてこっちも元気をもらえるっていうね。凄く清々しいファイトができました。後輩もできたことですし、これから今度、僕らに近づいてると思うんで、がんばります。とりあえず、後楽園ホールのオカダ戦、凄く僕の楽しみができたんで。オカダがね、あれだけの選手になってんのに、体感してないんでね、オカダを。楽しみです。周りからいろいろ『勝ったらドームでやれるじゃない』とか、『ドーム行けんじゃねぇの?』とか言われてますけどね、ドームとかなんとか考えずに、まず目の前のオカダ・カズチカを倒すことに集中して、それからいろいろ、いい方向に持っていければいなと思ってます」
高橋「俺たち、今日負けたよ。完全に負けた。今の新日本のJr.のトップに、完全にやられたけど、この数年後、あと3年、あと3年で十分だ。あと3年で新日本のトップにいるのは、間違いなく今ここにいる2人だ。それだけは間違いないから。それだけは言い切れる。今は勝てない。でも3年後、必ず俺たちが、Jr.を、新日本を背負ってナンバーワンになってるから。俺たち2人がいつか、東京ドームのメインを張れるくらいの2人になってみせるから。それだけは約束します。ただ一つ凄く許せないのは、東京ドーム、橋本大地。なんで橋本大地なんだよ? 俺たちがいるじゃねぇかよ」
渡辺「高橋も言った通り、この2人が新日本の未来であって、新日本の何年後か、トップに登り詰める2人だから。今シリーズ、何回か高橋とタッグ組まれてるけど、正直もっともっと組んで欲しいよ。今日負けたけど、俺は次の試合では絶対勝てるって。実力不足とか、そんなこと俺は微塵も思ってないよ。いま現状俺は、後輩の2人にしか勝ってないけど、毎試合毎試合、『先輩食ってやろう』って思ってるから。俺はもうカード発表されて、東京ドームは試合ないけど、誰よりも新日本の熱い魂を持ってやってるから。いつか自分の力で勝ち取ってみせる!」