NJPW 40th anniversary Tour WORLD TAG LEAGUE 2012

日時: 2012年12月1日(土) 17:00開場　18:00開始
会場: 石川・石川県産業展示館2号館
観衆: 1,800人（超満員）

第1試合 20分1本勝負

渡辺高章
タイチ

キャプテン・ニュージャパン
TAKAみちのく

境界線

08分36秒　タイチクラッチ

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　大会開始前、地元・金沢出身の木谷高明会長が、キングオブプロレスリングのお渡し会を行なった。
　
　その後、新日本プロレスOBであり、星稜高校で木谷会長の一期下の後輩にあたる馳浩氏が、リングに登場。ファンに挨拶した。
　
　そこから始まった第1試合は、キャプテン＆渡辺がTAKA＆タイチと闘うタッグマッチ。
　
　キャプテンとタイチが先発し、タイチがキャプテンの攻撃をかわして小バカにする。それでもキャプテンは、タイチを場外へ追いやるが、タイチはなおも挑発的な態度に出た。
　渡辺対TAKAの場面。TAKAが渡辺の膝を軽く蹴って動きを止め、タイチにタッチ。そのタイチは、強烈なキックで渡辺を倒し、TAKAと2人がかりで集中攻撃を開始。トレイン攻撃などで攻め込んで行く。
　しかし渡辺は、ドロップキックでTAKAとタイチを順番に吹き飛ばし、ようやく自軍コーナーへ帰還。替わったキャプテンは、フライングボディアタックでTAKAとタイチをまとめてなぎ倒し、ショルダータックル、ダイビングヘッドバットでTAKAに追撃。
　続いてキャプテンは、キャプテンチャージからカリビアンデスグリップを狙うが、TAKAがかわしてサミングで逆襲。しかしキャプテンは、交替したタイチにアトミックドロップを食らわせ、渡辺とスイッチ。
　キャプテン組のトレイン攻撃となり、渡辺の串刺しドロップキック、キャプテンの串刺しジャンピングバックエルボーが連続でタイチにさく裂。
　すると、タイチが顔面かきむしりで逆襲し、ショートタイツ姿に変身してロープへ走る。だが、渡辺が追走式エルボーで流れを引き戻し、ランニングエルボーで追い討ち。
　しかしタイチは、次のジャーマンスープレックスから逃れ、TAKAのジャンピングフロントハイキックを呼び込む。そして、渡辺の側頭部へミドルキックを叩き込むが、フォールはカウント2。
　するとタイチは、ブラックメフィストで渡辺を脳天から落とし、最後は余裕たっぷりにタイチクラッチで3カウントを奪った。
　
　試合後、タイチは渡辺をリング上から追い出し、キャプテンのマントを勝手に羽織って退場した。

COMMENT

タイチ「（※キャプテンのマントを触り）なんだ、このクソみたいな布きれ、クセーな！」
TAKA「キミたち見たか？キャプテン・タイチロウの大活躍！」
タイチ「キミたち、バカにしてるのか？オマエら！新日本、俺をバカにしてるのか？俺はよ、永田裕志に完璧に勝ったんだ。余裕勝ちしてんだよ、永田裕志によ。危なげなくな。それを毎日あんなクズみてぇなヤツ、当てやがって！新日本、ナメてんのか？どうすんだ、永田？永田！早く“なんとかリーグ戦”、優勝して来いよ！」
TAKA「ハハハハハ！永田さんよ！もしかしてこのマキ・タイチロウのこと、ビビッてんスかね?!」
タイチ「オイオイ！ビビッてんのか？」
TAKA「マキは怒ると怖いからな！」
タイチ「俺の前でひざまずいて、敬礼したら、考えてやってもいいぞ」
　
キャプテン「タイチにTAKA、キミたちはウソつきだな。しかしな、私はな、棚橋くんと達成できなかった夢や希望があるんだ。すべて負けたらしいな、私たちのグループは。いくらでもいいさ、私はスーパーヒーローなんだからな。次、覚悟したまえ！私が必ず全員を倒して、平和を守ってやるからな！よーく覚悟したまえ！」
※渡辺はノーコメント