NJPW 40th anniversary Tour WORLD TAG LEAGUE 2012

日時: 2012年11月28日(水) 17:30開場　18:30開始
会場: 茨城・茨城県立スポーツセンター
観衆: 800人

第3試合 30分1本勝負
『WORLD TAG LEAGUE 2012』Bブロック公式戦

飯塚高史
デイビーボーイ・スミスJr.

境界線

(2勝2敗=4点)
(2勝2敗=4点)

08分47秒　キラーボム→片エビ固め

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　前日の8人タッグ戦で激闘を繰り広げた矢野＆飯塚とアーチャー＆スミスが、Bブロック公式戦で激突。
　
　矢野組が奇襲を仕掛け、激しい場外戦で試合がスタート。しかし、アーチャーとスミスが、ショルダータックルを同時発射して逆襲。
　これでアーチャー組が飯塚を孤立させ、集中攻撃を開始。たまらず矢野が乱入するも、アーチャーが両腕ラリアットで飯塚もろともなぎ倒す。
　その後も飯塚の劣勢は続き、スミスが急所へのニードロップ、パワースラム、ギロチンドロップなどで追撃。見かねた矢野が、観客に向かい「オマエら、飯塚応援しろ！」と命令。これで場内に「飯塚」コールが巻き起こる。
　すると飯塚は、マンハッタンドロップでスミスに逆襲。ようやくタッチを受けた矢野は、スミスにショルダータックルを連発。しかし、受け止めたスミスが、反対にショルダータックルで矢野を吹き飛ばす。
　それでも矢野は、スミスの突進をかわしてコーナーの金具へぶつけ、スクールボーイ。そして、改めてコーナーにスローイングするも、スミスが切り返して反対に矢野を激突させ、パワースラムに繋ぐ。
　矢野対アーチャーとなり、アーチャーのギロチンドロップ＆スミスのサイドバスターという合体技がさく裂。しかし矢野は、アーチャーの後ろ髪を掴んで引き倒し、ようやく自軍コーナーへ帰還。
　飯塚対アーチャーとなり、アーチャーのロープワークを、矢野が場外からイス攻撃で妨害。そのイスを受け取った飯塚が、スミスとアーチャーを殴打する。そして、アーチャーにスリーパーホールドを極めるものの、スミスがカット。
　ここで矢野がマーティー浅見レフェリーの注意をそらし、飯塚がアイアン・フィンガー・フロム・ヘルを装備。場内が大歓声に包まれるが、アーチャーがカウンターフロントハイキックで逆襲。
　さらにアーチャーが、チョークスラムで矢野を蹴散らし、最後はスミスとの合体技キラーボムで、飯塚を仕留めた。

COMMENT

アーチャー「なぜこうなったのか？ KES、この2人がリングに立てば、いつもこの結果だ。俺たちは新日本プロレスの中でもっとも危険なタッグチームで、IWGPタッグチャンピオンだ。そして一番大きな体のタッグチームだ。スズキグン、イチバン！」
スミス「その通り！イイヅカ、ヤノ！イスを使ったり、そのおかしなグローブをして、戦略を練っても俺たちKESにはかなわない。俺たちはナンバーワンタッグチームだ。『WORLD TAG LEAGUE』に勝ち上がるだろう。オマエにキラーボムだ！」
　
※矢野、飯塚はノーコメント