NJPW 40th anniversary Tour WORLD TAG LEAGUE 2012
- 日時
- 2012年11月28日(水) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 茨城・茨城県立スポーツセンター
- 観衆
- 800人
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第1試合 20分1本勝負
レフェリー|佐藤健太
MATCH REPORT
試合開始前、裕二郎がマイクアピールを敢行し、まだ経験の浅い広夢を罵倒。
これで激怒した広夢が裕二郎に襲い掛かるが、パワーで圧倒されてしまう。しかし広夢は、ヘッドシザースホイップとドロップキックで、きっちりお返しした。
天山対邪道の場面。邪道が、逆水平チョップを放つたびに「Wooooo!」と叫ぶ。すると、天山が顔面へのヘッドバット、モンゴリアンチョップ連射で逆襲。それでも邪道はファイティングポーズを取るが、ほどなくして前のめりにダウンしてしまった。
小島対田中の場面。激しいエルボー合戦で打ち勝った小島が、ショルダータックルで追撃。さらに小島と天山が、ダブルショルダータックル、エルボードロップ&ヘッドドロップの連携に繋げる。
ところが、控えの邪道が天山のロープワークを妨害し、試合の流れが一変。動きが止まった天山は、裕二郎、邪道、田中の集中砲火を浴び、何もできなくなってしまう。
しかし天山は、マウンテンボムで田中に逆襲。さらに、乱入した邪道をカウンターニールキックで吹き飛ばし、ようやく小島に勝負を託す。
その小島は、田中に逆水平チョップを乱射し、割って入った裕二郎にも逆水平チョップ乱射。そして、串刺しジャンピングエルボー、「いっちゃうぞバカヤロー!」からのダイビングエルボードロップで田中に追い討ちをかける。だが、田中はバックドロップで反撃した。
小島対邪道の場面。邪道がラリアットを繰り出すと、小島が腕へのラリアットで迎撃し、コジコジカッターで叩きつける。ここでタッチした広夢は、ミサイルキック、串刺しエルボー、ランニングエルボーで邪道に追撃。
次に広夢は、フィッシャーマンスープレックスの体勢に入るが、邪道がビューティフルスパイクに切り返す。これで田中組のトレイン攻撃となり、邪道の串刺しラリアット、裕二郎の串刺しラリアット、田中の串刺しジャンピングエルボーが連続で広夢を襲う。
さらに邪道が、ビューティフルパントキックからフォールに行くが、天山と小島がカット。そして、裕二郎をテンコジカッターで排除する。
しかし、邪道の優勢は覆らず、広夢にトーキック、パントキック。そして最後は、クロスフェースオブJADOで完勝を収めた。
試合後、コンプリートプレイヤーズプレイヤーズが天山組を追い出し、リング上を完全に占拠した。
COMMENT
邪道「オイ、見たか、コノヤロー?! これがな、コンプリートプレイヤーズだ!」
田中「見ただろ! プロレスつうのはな、こうやってやるんだよ、オマエ」
高橋「これマジ!」
天山「今日ね、何年か振りに1試合目、しかもテンコジ+高橋広夢。こんなね、記念すべき日やのに、相手が相手で、コンプラ? コンプレ? なんや知らんけども、アイツらやるやないか。ま、ええわ。今日は今日で、公式戦と違うからアレやけどな。次の(12/1)金沢、(12/2)名古屋までガッチリ、テンコジが優勝するところ見に来いよって! な、コジ?」
小島「オッケー! 広夢! 広夢がんばれよ! 広夢ががんばれば、新日本プロレスの未来は明るい。だから、広夢がんばれ」」
広夢「クソ! こんなチャンスねぇよ! 天山さん、小島さん、昔から見てたスゲーつえぇタッグチーム。俺の憧れてたタッグチーム。こんな最高の舞台なかったのに、俺が足引っ張っちまった! あの2人は絶対に負けないのに、俺が一番近くで見てる。天山さんの付き人付いてるから。俺が近くで一番見てるんだよ、あの2人の闘いを。俺はついていけない。全然ついていけない。でも、俺はいつか、あの2人にも必ず勝ってみせるし、もちろん高橋裕二郎、邪道、田中将斗、アイツらも覚悟しとけ。俺は味方なんて、誰1人いると思ってないから。全員敵だ」