NJPW 40th anniversary Tour WORLD TAG LEAGUE 2012

日時: 2012年11月25日(日) 16:00開場　17:00開始
会場: 広島・広島グリーンアリーナ
観衆: 2,700人（超満員札止め）

第3試合 30分1本勝負
『WORLD TAG LEAGUE 2012』Bブロック公式戦

ストロングマン
シェルトン・X・ベンジャミン

中西学
MVP

境界線

(1勝2敗=2点)
(1勝2敗=2点)

12分22秒　イリバーシブルクライシス

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　1勝2敗同士の対決となったBブロック公式戦。
　
　ストロングマンとベンジャミンの先発で試合が始まり、ストロングマンがパワーと体格で圧倒。するとベンジャミンは、カウンタートラースキックで反撃し、ジャンピングショルダータックルでストロングマンをなぎ倒した。
　中西対MVPの場面。MVPがヘッドロックで絞り上げるも、中西がパワーで引き離す。そして、タックルを受け止めてMVPをマットへ叩きつけると、地獄突き、クロスチョップに繋ぐ。
　ところが、MVPがロープをずらして中西を場外へ落とし、本部席のテーブルへ何度も叩きつける。これで中西は動きが止まり、ベンジャミンが首へのエルボー連打、MVPがクロスフェースなどで首に集中攻撃を仕掛ける。そしてMVPは、フェースクラッシャー、ボーリンエルボーで追撃。
　そのまま劣勢を強いられ続けた中西だったが、ベンジャミンのダイビング技を阻止して突破口を作り、ようやくストロングマンとタッチ。
　そのストロングマンは、MVPとベンジャミンの合体ブレーンバスターを阻止して反対に投げ飛ばし、両腕ラリアットでまとめてなぎ倒した。
　ここで中西もリングに入り、MVPとベンジャミンに串刺しラリアットを見舞う。そして、2人をコーナーに重ねると、中西、ストロングマンが連続で串刺しラリアットを食らわせる。
　中西組の攻勢は続き、ダブル野人ダンスラリアットから、ダブルアルゼンチンバックブリーカー。しかし、MVPが中西から逃れ、ベンジャミンはロープをずらしてストロングマンを場外に追い込む。
　一方、MVPが中西の突進をかわしてコーナーへ激突させ、ベンジャミンが飛び膝蹴りをお見舞い。そこからMVPがイリバーシブルクライシスを極め、中西をギブアップさせた。

COMMENT

ベンジャミン「ガッテム・ボーイズのマッスルオーケストラをリスペクトしている。俺たちより筋肉はビッグだ。でも俺たちはココ（頭）がビッグだ」
MVP「日本語だと『アタマイイネ！』。俺たちはスマートで、経験が豊富で、速くて、大きな嵐だ。俺たちは昨日の夜は負けてしまったけど、でも今日は大きくて強い2人相手に勝った。なぜ？俺たちはブラックダイナマイト！ボン！」
　
中西「（※英語で）スマン！ジョン、キミがチャンスをくれたのに」
ストロングマン「それより俺はまだ矢野に怒っている。俺のグレートなパートナーのナック。俺たちマッスルオーケストラはリングで闘う闘志はなくなっていない。今夜も負けてしまったので、本当に腹が立っている。でも、これからの試合はもっと良くなっていく。そうだろナック？」
中西「確かによ、ベンジャミンの首を攻める技、効いたよ！ MVP、さすがのもんや。せやけどよ、負けてられへんぞ。この技もらったからには、今度はそれ返してやるよ！この首くれてやっても、絶対アイツら倒してやるからよ！どんどん、どんどん目標出てきたわい！必ずコイツが言ったように、矢野、飯塚、ブッ潰すからよ！見とけよ！腹立ってきたな、ホンマに！」
ストロング「マッスルオーケストラはまたオマエとやってやる！オマエは絶対に、俺のパートナーにこの前みたいなマネはできないぞ。なぜなら、俺たちは大きすぎて、強すぎて、怒り狂っている！アーッ！」