NJPW 40th anniversary Tour WORLD TAG LEAGUE 2012

日時: 2012年11月24日(土) 17:00開場　18:00開始
会場: 京都・KBSホール
観衆: 1,350人（超満員札止め）

第7試合 30分1本勝負
『WORLD TAG LEAGUE 2012』Aブロック公式戦

キャプテン・ニュージャパン
“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン

境界線

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

　開幕3連敗で崖っぷちに立たされた棚橋＆キャプテンが、0勝1敗の後藤＆アンダーソンと対戦。
　
　キャプテン対後藤の場面。キャプテンが串刺しバックエルボー、アトミックドロップ。しかし、後藤がカウンター低空ドロップキックで逆襲し、ロープ際のラリアットで場外に叩き落とす。そして、すぐさまアンダーソンが襲い掛かり、キャプテンは動きが止まってしまう。
　なんとかリングに戻ったキャプテンだったが、後藤のエルボードロップ、アンダーソンのニードロップ、後藤のサッカーボールキック、アンダーソンのセントーンなどを浴び続け、いいところがない。だが、起死回生のカウンターフライングボディアタックでアンダーソンを倒し、ようやく棚橋とタッチ。
　その棚橋は、フライングフォーアーム、ドラゴンスクリュー、ダイビングサンセットフリップでアンダーソンに追撃。対するアンダーソンは、串刺し攻撃をかわして棚橋をコーナーにぶつけ、ジャンピングフロントハイキックを見舞う。
　さらに棚橋はスリングブレイドに行くが、アンダーソンが回避してガンスタンを仕掛ける。これは棚橋がこらえるが、アンダーソンがカウンターゼロ戦キックを命中させた。
　棚橋対後藤となり、後藤がミドルキック連射、串刺しニールキック、バックドロップ、PK。しかし、棚橋がカウンター低空ドロップキックで逆襲。すると、控えのキャプテンが「棚橋君！」と連呼して激しく交替を要求。これを棚橋が迷った挙句に拒否すると、直後に後藤がラリアットをお見舞い。さらに、後頭部へ追走式ラリアットを打ち込むが、棚橋はスリングブレイドでお返し。再度、激しく交替を求めたキャプテンに、ようやくタッチした。
　そのキャプテンは、串刺しバックエルボーを繰り出すが、後藤が回避して串刺しラリアット、ダイビングエルボードロップ。そして、後藤のバックドロップ＆アンダーソンのガンスタンという合体攻撃がさく裂する。
　それでもキャプテンは、地獄突き、カウンターエクスプロイダーで巻き返し、キャプテンチャージからカリビアンデスグリップに行く。すると、後藤が腕をキャッチして耐えるが、棚橋が飛び込んでスリングブレイドでなぎ倒す。このチャンスにキャプテンが、ダイビングヘッドバットからフォールに行くも、アンダーソンがカット。
　なおも攻勢のキャプテンは、再びキャプテンチャージからカリビアンデスグリップを敢行。今度は後藤の首を捕らえるが、乱入したアンダーソンに地獄突きを見舞ったため、技を解いてしまう。この隙を突き、後藤が顔面へのヘッドバットで逆襲し、アンダーソンがガンスタンでアシスト。そして最後は、後藤が昇天・改でキャプテンにトドメを刺した。

COMMENT

アンダーソン「やっと銃（アンダーソン）と刀（後藤）が走りだしたぞ。『WORLD TAG LEAGUE』で、初めに後藤が勝利を手にした。次も勝とう！」
後藤「次、次！」
アンダーソン「すぐにタッグリーグチャンピオンだ。そしてその次にIWGPタッグの選手権に挑戦だ。ダダダダダダ！（マシンガンアピール）」
後藤「やっと型にハマッたな。これがタッグマッチだよ。タッグマッチの見本だよ。お互いのいいところを全て出して、俺らの勝ちパターンだ。次！見とけ！こっから俺らの大逆襲が始まるぞ！」
　
棚橋「俺たちは、タッグマッチ1年生かもしれない。今日で4連敗。このまま1年生のまま留年するかもしれない。けどさ、何年かかっても、2年生になったら、それは進化だろ？な？キャプテン、『うさぎとかめ』って話を知ってるか？」
キャプテン「当たり前だ！」
棚橋「俺はうさぎだ」
キャプテン「私はかめということか？」
棚橋「そういうことだ」
キャプテン「キミ！」
棚橋「ま、俺は眠ったりしないうさぎだけどな！（と言って控室へ）」
キャプテン「キミ！私はスーパーヒーローだぞ！待ちたまえ、キミ！」