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先発したのは、永田と中西。いきなりエルボーとチョップの打ち合いになり、そこから中西がショルダータックルを食らわせた。
BUSHI対ストロングマンの場面。BUSHIの攻撃をことごとく受け止めたストロングマンが、ショルダータックルをお見舞い。しかし、BUSHIが延髄斬りで場外へ追いやり、トペスイシーダで逆襲。
タイガー対田口の場面。タイガーが風車式バックブリーカーで先制。そして、三角飛びドロップキックをかわすが、田口がアームホイップからドロップキック。これをきっかけに中西組がタイガーを捕まえ、集中攻撃を開始する。
そんな中、ストロングマンと田口がトレイン攻撃を狙うが、タイガーがカウンターキチンシンクで田口を迎撃。そして、ストロングマンの突進をかわしてコーナーに激突させると、BUSHIと一緒に合体ブレーンバスターで投げ捨てた。
永田対中西の場面。永田が、ミドルキック3連射、串刺しフロントハイキック。続いてのエクスプロイダーを中西が阻止すると、延髄斬りでダウンさせる。対する中西は一本足ハンマーで逆襲するが、永田はカウンターエクスプロイダーからナガタロックIIに繋いだ。
BUSHI対ストロングマンの場面。ストロングマンがBUSHIのフライングボディアタックを受け止める。しかし、タイガーがドロップキックでBUSHIの背中を押し、ストロングマンをなぎ倒した。
しかし、ストロングマンがフォールを返し、両腕のチョークスラムでBUSHIとタイガーを叩きつける。さらに、中西が永田を蹴散らし、ストロングマンと一緒に野人ダンスを敢行。
そこからストロングマンがBUSHI、中西が永田をアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げる。そして、ストロングマンがそのままストロングマンスラム（ブロックバスター）で叩きつけ、BUSHIから3カウントを奪った。
試合後、中西、ストロングマンはもちろん、田口も一緒にマッスルポーズを決めた。
NJPW 40th anniversary Tour WORLD TAG LEAGUE 2012
- 日時
- 2012年11月21日(水) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 東京・TOKYO DOME CITY HALL
- 観衆
- 2,400人
MATCH REPORT
COMMENT
中西「サンキュー、ジョー！サンキュー、田口！カモン！」
ストロングマン「はじめに言いたいことは、ナカニシはグレートなレスラーだということだ。自分も彼といることで力をもらっていると思う。彼といたら、このチームは無敵だ。本当のチャンピオンがここにいる。今日は地球上で最強のタッグチーム“マッスル・オーケストラ”が戻って来た。そして今日はタグチもいる。彼も我々の一員だと思っている」
田口「ハハハ！(英語で）俺はパーフェクトな筋肉の持ち主だ。ウォー!!」
中西「（田口に）伝染ったみたいですね。でもコイツ（ストロングマン）はやっぱりスゴイし、肉体があって精神があって。いま自分は精神の方を強くしないと、コイツに全然ついていけないので。せやけど、やっぱり（ストロングマンの）この肉体も精神あってのものですから。それをよく学ばせてもらいました。もっともっと気持ちを前に持っていって、相手が誰であろうと、そして必ず、飯塚、矢野のヤローをブッ潰してやりますよ。ま、見といてください。今日は復帰して初めて勝てて、コイツはやっぱスゴイわ！サンキュー（と言ってストロングマンと握手）」
——久々に永田選手とやってみて、いかがでしたか？
中西「やっぱり全然ちゃうね！アイツのエルボーといい、キックといい。本当にあのエクスプロイダーをもらった瞬間、気を失いかけたっちゅうか、あんだけ大きく投げるちゅうのは、さすがパワーありますよね。さすがグレコローマン日本チャンピオンですよ。強い味方がおったし、最高のバイプレイヤーがいたから」
ストロングマン「最後に一つ言いたいのは、ナカニシは最強の選手、カムバックしたということだけでもスゴイのに、このような強さを発揮している。誰も彼を倒せないと思う」
中西「精神の強さ、肉体の強さがあれば、アイツらのイス攻撃になんて負けませんよ！使えるもん、なんでも使うんでしょ?! 俺ら体の使えるところ、なんでも使いますよ！その闘いですよ。見といてください！」
——中西選手の復帰後、初対決となりましたが？
永田「気持ちはやっぱり、なんとかついていこうと、張りきってるのがわかったので、俺もちょっと飛ばしていってみたら、やっぱり俺には『負けたくない！』ってのが、闘いながら感じましたし、正面から今日は思いっきり行きましたけど、次行くときには、変幻自在に攻めますから。それについて来れたら、本物ですね。今日は気持ちだけはスゴイ感じました。今まで復帰した後見てて、『ちょっと固いな』とか、一歩なにかが、彼が前進もうとするもの一歩止めているもののが見えたんで、俺を目の前にしたらどうかな？と思ったけど。今日はまず、合格点じゃないですか？『永田には負けたくない。アイツだけには負けたくない』っていうのが、感じれましたんで。今日は珍しくムキになったっていうか、熱くなったっていうか、対永田に対して。そのテンション、雄叫びの上げ方、それだけは、前の中西学と一緒だったかもしれない。次やる時は、変幻自在に攻めますから。それについて来れるかな？その時が、真価を問われる時。以上！（敬礼アピール）」
※タイガー、BUSHIはノーコメント
