NJPW 40th anniversary Tour WORLD TAG LEAGUE 2012
- 日時
- 2012年11月20日(火) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 東京・TOKYO DOME CITY HALL
- 観衆
- 1,900人
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第4試合 30分1本勝負
『WORLD TAG LEAGUE 2012』Aブロック公式戦レフェリー|タイガー服部
MATCH REPORT
望月と石井が先発し、望月がカウンターローリングソバット、フライングメイヤー、背中へのローキック。さらに、ショルダースルーで石井をエプロンへ座らせると、ランニングローキックで場外まで吹き飛ばした。
望月対中邑の場面。石井が乱入して望月を持ち上げると、中邑がハイキックで側頭部を射抜く。そして中邑は、望月の頭部をエプロンから場外へ出し、ランニングニーアタックをお見舞い。さらに、エプロンからジャンプし、後頭部へニードロップを投下する。
これで中邑組が望月を捕まえ、中邑がジャンピングニードロップ、石井がヘッドバットで追撃。さらに石井は、「どうした、ドラゲー!」と挑発した上で敢えて望月の攻撃を受け切り、左右の張り手でダウンさせた。
望月対中邑の場面。ロープに振られた望月が、セカンドロープに飛び乗って控えの石井にニールキックを見舞う。すると、中邑がフェイント式ニールキック、バイブレーション式踏みつけ攻撃で報復するが、望月はウンターかかと落とし、ランニングジャンピングキックで逆襲。
ようやくタッチを受けた永田は、串刺しフロントハイキック、エクスプロイダーで中邑に追撃。すると、中邑が延髄斬りをかわしてボディへ膝蹴りを入れるが、永田はすぐにナガタロックIIで巻き返す。
望月対中邑の場面。望月と永田が、ダブルローキック、ダブルミドルキックを中邑に見舞う。しかし中邑は、ジャンピングカラテキックで望月に逆襲。これで望月対石井となり、望月がカウンターミドルキックで先制。その後、望月がミドルキック、石井がエルボーを交互に打ち合い、石井がパワースラムに繋げる。
さらに石井は、ブレーンバスターの体勢で望月を持ち上げ、両脚をトップロープへかける。すると、中邑がガラ空きのボディにランニングニーアタックを食らわせ、すぐさま石井がブレーンバスターで叩きつける。
石井の攻撃は続き、パワーボムからフォールに行くが、望月はキックアウト。それでも石井はブレーンバスターを仕掛けるが、うまく着地した望月が、ランニングフロントハイキックで逆転。
永田対石井の場面。激しいエルボー合戦から、永田が浴びせ蹴り、ブレーンバスター。続いてバックドロップを狙うが、石井が阻止して左右の張り手を連打。これに永田も対抗して打ち合いになるが、石井がヘッドバット、ショートレンジラリアットに繋ぐ。
次に石井はラリアットを放つが、永田が腕へのフロントハイキックで迎撃。そして、望月もフロントハイキックでアシストし、永田のタイナー、望月の三角蹴りが連続でさく裂。最後は、永田がバックドロップホールドでトドメを刺した。
COMMENT
※望月とガッチリ握手。
永田「いや、もう今日はずっと楽しみにしてましたからね? 永田裕志デビュー20周年記念大会で、出会った出会いを点を線に結び付けられる第一歩で、どんな感じかな? と少し不安もありましたけど、始まって見れば、まったく何も心配することもなく。各自のピンチに真っ先に飛び込んでくれる。そういうところは、俺ももっと戦況を見なきゃなって思うぐらい動いてくれたんで。最高でした!」
望月「自分はね、見てもらったらわかる通り、このメンバーの中で断トツで小さいんでね。でも機動力と年も上から数えたほうが早いですけど、気持ちじゃ負けないんでね。このままガッチリね、優勝までいきたいなと。それから石井、12年ぶりですよ、ヤツと闘ったのは。カラダばっかりデカくなりやがってよ。張り手、効いたけど。石井もそのうちやってやるからよ。今日は永田さんにとっていただいたけど、今度やったときは俺が石井を取ってやりますよ。覚悟しとけ!」
永田「やっぱりね、アンチエイジングって言ってますけど、発想が若い、動きも若い、肉体も。すべて若い。アンチエイジングじゃないよ。時代をしっかり見定めながら若く生きる。日本国民の希望である我々のチームが優勝します!」
中邑「フー。俺と、石井が組んでんだぞ? そんなよ、簡単には負けねーよ。認めねーな? 永田? 望月? ああ? アンチエイジングだ? 何飲んでるんだか知らねーけどよ、俺と石井であと全部勝ってやるよ。それだけだ!」
※石井はノーコメント