NEVER

日時: 2012年11月15日(木) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・SHIBUYA-AX
観衆: 250人

第1試合 15分1本勝負
田中翔デビュー戦

渡辺高章
田中翔

境界線

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　オープニングマッチは、2012年2月に新日本プロレスへ入門した田中翔のデビュー戦。
　
　田中が腕を取って絞ると、渡辺がタックルから脚を取って反撃。さらにヘッドロックで強烈に絞り上げる。
　渡辺の攻撃は続き、ヘッドロックからショルダータックル。そして、チョップとエルボーで押し込み、アームホイップ、キャメルクラッチ、逆片エビ固めと一方的に攻め立てる。
　しかし田中は、カウンターバックエルボーで逆襲し、タックルから渡辺をコーナーへ押し込む。そして、串刺しバックエルボー、ボディスラム、エルボードロップ2連発と畳み掛ける。
　だが、渡辺がカウンタードロップキックで反撃し、ボディスラムから逆エビ固め。腰を落として絞り上げると、田中はたまらずギブアップした。
　
　なお、渡辺にとってはこれがシングル初勝利となった。

COMMENT

渡辺「田中のデビュー戦、俺はアイツが8ヵ月間頑張ってきてたの、ずっと見てたよ。でもな、俺も頑張ってきてたんだよ！もっと前から、ものスゲー頑張ってきてたんだよ！勝って当たり前だよオイ！俺はな、この初勝利は当たり前だと思ってるよ。俺は上に噛みついていきたいんだよ。次は小松かよ？『NEVER』、次は小松だな？俺はな、その小松も勝って当たり前だと思ってる。そのあと、上にどんどん噛みついていくからな！」
　
田中「（涙をこらえきれず）すいません。チキショー！まず、新日本プロレスのレスラーになれたことが、一番嬉しいです。もっともっと練習して、強くなって、先輩方を倒していきたいと思います。とりあえず今は、こうやって、レスラーになれたことが、一番嬉しいです」
——試合は自分の思う通りに出来ましたか？
田中「いや、完敗です」
——どんなレスラーになりたいですか？
田中「ファイトスタイルは、自分にしかできない、誰のマネとも言わない、自分にしかできない、レスラーになりたいです。人に勇気を与えられるようなレスラーになりたいと思います」
——目標にしているレスラーはいる？
田中「新日本には、棚橋さんに憧れて入門したんですけど。まだまだ、雲の上の存在なので」
——今日は自分の力をどのくらい出せましたか？
田中「もう、あれで100%です。でも、あんなボロボロにされたんで、まだまだ練習が足りないと思います。ありがとうございました」