NJPW 40th anniversary Tour Road to POWER STRUGGLE
- 日時
- 2012年11月4日(日) 14:00開場 15:00開始
- 会場
- 静岡・ツインメッセ静岡 南館
- 観衆
- 1,600人
-
第6試合 30分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
試合開始前、高橋がマイクアピールを敢行。「チャラいチャンピオン、チャラ橋弘至! アンタ、この前、こう言ったよな? 『大阪のタイトルマッチでチャラいのは卒業する』って。でもさ、それ、やめたほうがいいんじゃないかな〜! なんでか知ってる!? アンタからチャラいの取ったら、な〜んも残んねぇからよ! これマジ!」と、棚橋を激しく挑発した。
そして、棚橋対高橋で試合が始まり、高橋が髪の毛攻撃、噛みつき攻撃、カウンターフロントスープレックスで先制。しかし棚橋は、カウンターバックエルボーで高橋の動きを止め、コーナー2段目からのフライングボディアタックで逆襲した。
真壁対石井の場面。激しいエルボー合戦で場内がヒートアップし、そこから真壁がショルダータックル。しかし、石井もすぐにショルダータックルを返した。
アンダーソン対中邑の場面。アンダーソンがアームホイップを連発し、膝蹴りを食ってもすぐにゼロ戦キックで報復。そして、マシンガンアピールで中邑を撃ち、「ゴメンナサーイ!」と叫んでセントーンを見舞う。
アンダーソン対オカダとなり、オカダが低空ランニングフロントキックでアンダーソンを場外へ追いやる。すると、直後に高橋、中邑、石井が襲い掛かり、アンダーソンの動きが止まってしまう。
これで高橋組がアンダーソンを捕らえ、石井がブレーンバスター、中邑&オカダ&石井がトリプルフロントハイキック&合体ヒップドロップ、高橋がエルボードロップ、中邑がボディへのランニングニーアタックなどで攻め立てる。
しかしアンダーソンは、串刺し攻撃をかわして中邑をコーナーに激突させ、ジャンピングフロントハイキックで逆襲。さらに、スピニングスパインバスターでオカダを叩きつける。
後藤対オカダの場面。後藤が、乱入した石井にオカダのフロントハイキックを誤爆させ、ラリアット、串刺しニールキック、バックドロップでオカダに追撃。しかし、オカダがショートレンジフロントハイキックで流れを変え、ドロップキックで逆転した。
棚橋対高橋の場面。エルボー合戦から、棚橋がフライングフォーアーム。すると、高橋がカウンターラリアットで巻き返すが、棚橋がカウンター低空ドロップキック、ドラゴンスクリュー、テキサスクローバーホールドで報復。だが、次のスリングブレイドは高橋がかわし、インカレスラムでやり返す。そして、ぶっこ抜きジャーマンの体勢に入るも、棚橋が脱出してスリングブレイドでなぎ倒した。
真壁対石井の場面。両者が再び激しいエルボー合戦を繰り広げ、真壁がパワースラム、串刺しラリアット2連発、頭部へのパンチ連射、ノーザンライトスープレックスホールドと畳み掛ける。しかし石井は、ジャーマンスープレックスホイップ、パワースラムで逆転。
そこから石井がラリアットを放つも、真壁が受け止めてラリアットが2度相打ちになる。そして、真壁がショートレンジラリアットで石井を倒し、トドメを狙ってコーナー最上段にのぼる。ところが、オカダがドロップキックで妨害し、石井が雪崩式ブレーンバスターで逆襲。
すると、高橋、中邑、オカダもリングに入り、次々と真壁にフロントハイキックを浴びせる。さらに、石井がラリアットで追撃し、パワーボムの体勢に入る。それをアンダーソンがジャンピングフロントハイキックでカットし、中邑にはガンスタンを見舞う。続いて、後藤が石井にラリアットを食らわせ、オカダもラリアットで吹き飛ばす。
さらに、棚橋がドロップキックで高橋をなぎ倒すと、真壁が石井のラリアットをかわし、袈裟斬りチョップ、ショートレンジラリアット。そして最後は、キングコングニードロップで決着をつけた。
試合後、棚橋と高橋、アンダーソンと中邑、後藤とオカダが一触即発の睨み合いとなるが、大事には至らず。
すると、快勝を収めた真壁がマイクを握り、「オイ! オマエら、今日見たか、コノヤロー! これが新日本プロレスのプロレスだ!! オイ、枯れ桜(桜庭和志)さんよ! マメ柴(柴田勝頼)さんよ!! 大阪でテメーらのタマ獲ってやるから、覚悟しとけ! ファ○クオン!!」と高らかに吼えた。
さらに真壁は、「オイ、テメーら、見たくねぇか? コノヤロー! アレをよ! アレを見てぇんじゃねぇか、コノヤロー! ホントはよ、この俺様が締めてぇトコだけどよ、いま現在はよ、チャンピオンがいるだろ! 色男がよ!」と続け、棚橋にマイクをリレーした。
これで場内が大「棚橋」コールに包まれ、棚橋が「静岡に!! 新日本プロレスが!! 帰って来たぜーー!!」と絶叫。さらに「今日もスゲー応援、ありがとうございました! 次、11月11日大阪で、このベルトを防衛して、また絶対チャンピオンとして帰って来ます!」と、静岡のファンに約束した。
続いて棚橋は、ファンの要望に応えて合計3回のエアギターを敢行。最後は「静岡の皆さーーん!! 愛してまーーす!!」の叫びで、シリーズ最終戦を締めくくった。