NJPW 40th anniversary Tour Road to POWER STRUGGLE
- 日時
- 2012年11月2日(金) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 1,800人
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第6試合 30分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
試合開始前、高橋がマイクアピールを敢行。「棚橋さ〜ん! 何人ですか? だから〜、俺が大阪でチャンピオンになるから、いまよりもーっと女が寄って来るっしょ!? で、何人との女性との関係までなら、刺されないんですかー? ……テメーが一番よく知ってんだろ? チャラ橋。これマジ!」と、棚橋を激しく挑発した。
その2人が先発して試合がスタート。高橋が手を噛んで棚橋の動きを止め、ショルダータックルでなぎ倒す。そして、“エロギター”のアクションを見せた。対する棚橋は、串刺し攻撃を狙う高橋をカウンターバックエルボーで迎撃。さらに、コーナー2段目からのフライングボディアタックで吹き飛ばすと、エアギターのアクションでお返しした。
後藤対オカダの場面。オカダがリープフロッグからレインメーカーに行くが、後藤が回避。さらに、次のドロップキックもかわした。これで中西対オカダとなり、オカダがエルボースマッシュ連打。
すると、中西がクロスチョップ、ジャンピングエルボードロップで逆襲し、強引にアルゼンチンバックブリーカーを極める。しかしオカダは、フライングメイヤーから低空ランニングフロントキックで反撃。
これを合図に両軍入り乱れての乱闘となり、リング上ではオカダが中西をDIDで絞り上げる。しかし中西は、替わったYOSHI-HASHIをカウンター一本足ハンマーで蹴散らし、アンダーソンとタッチ。
そのアンダーソンは、YOSHI-HASHIにセントーン、ゼロ戦キックで追撃。しかし、中邑がロープワークを妨害し、YOSHI-HASHIがヘッドハンター、ネックブリーカーで逆襲。
ここから高橋組がトレイン攻撃でアンダーソンに追撃し、石井のブレーンバスター、中邑&オカダ&石井のトリプルフロントハイキック、オカダと中邑に担がれた石井のヒップドロップが連続でさく裂。
苦しくなったアンダーソンは、中邑の串刺し攻撃をカウンターバックエルボーで迎撃。そして、リバースパワースラムを回避して突破口を作り、スピニングスパインバスターで逆転。
棚橋対高橋となり、棚橋がドロップキックとドラゴンスクリューで高橋たちを次々と蹴散らす。そして、高橋にはエルボー&太陽ブロー&エルボースマッシュの3連打、フライングフォーアームで追い討ち。しかし、次のスリングブレイドは高橋がかわし、インカレスラムで逆襲した。
後藤対オカダの場面。後藤がミドルキック連射、追走式ラリアット、串刺しニールキック。さらにコーナー最上段にのぼるが、YOSHI-HASHIが脚を掴んで攻撃を妨害。すると、立ち上がったオカダが後藤を捕まえ、リバースネックブリーカー、ダイビングエルボードロップで逆襲。
次にオカダはレインメーカーを狙うが、後藤が回避して2段助走式ラリアット。しかしオカダは、カウンタードロップキックで巻き返した。
後藤対石井の場面。石井が、串刺しラリアット、雪崩式ブレーンバスター。その後、両者のラリアットが2度相打ちとなり、後藤がローリングラリアットで逆転。
キャプテン対石井の場面。キャプテンが、頭部へのパンチ連射、ジャンピングショルダータックル、串刺しジャンピングバックエルボー、エクスプロイダーと畳み掛ける。しかし、YOSHI-HASHIが乱入し、キャプテンにチンクラッシャー。さらに、高橋、中邑、オカダが連続でフロントハイキックを見舞い、石井がラリアットからフォール。
だが、中西がカットに入り、両腕ラリアットでオカダと中邑を蹴散らす。すると、その中西を高橋がフロントハイキックで吹き飛ばすが、高橋に棚橋がスリングブレイド。そして、キャプテンがアトミックドロップで石井を叩きつけ、後藤がラリアットで追い討ち。さらに、キャプテンのダイビングヘッドバットが命中するが、フォールは石井が跳ね返す。
すると、キャプテンがキャプテンチャージでエネルギーを溜め、場内が「キャプテン」コールに包まれる。ところが、背後から高橋が組みつき、ジャーマンスープレックスホイップで叩きつける。そして最後は、石井が垂直落下式ブレーンバスターで決着をつけた。
COMMENT
アンダーソン「11月11日、大阪でシンスケ・ナカムラと一騎打ちだ。必ず、あのタイトルを奪ってみせる!! “新インターコンチネンタル王者”カール・アンダーソン、いい響きじゃないか?」
棚橋「こればっかりはさ、何を言われてもさ、いまはガマンするしかないんだよね。いまはガマンのとき。今日もムカついたけど、言葉が浮かんでこないんだよね? 俺の過去だから、背負っていかないと。だから、いまはガマンするしかないって。でもそのガマンを怒りに変えて……パワーに変えて……裕二郎、覚悟しとけよ!」
※後藤洋央紀、中西学はノーコメント