NJPW 40th anniversary Tour Road to POWER STRUGGLE

日時: 2012年11月2日(金) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 1,800人

第2試合無制限1本勝負
「Super Jr. Tag Tournament」準決勝戦

田口隆祐
アレックス・コズロフ

プリンス・デヴィット
ロッキー・ロメロ

境界線

09分19秒　どどん→片エビ固め

※田口＆デヴィット組が決勝に進出。これにより決勝は田口＆デヴィットVSシェリー＆KUSHIDA組となる。

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　先発したのはデヴィットとロメロ。デヴィットがロメロの攻撃をかわしてロープへ走るが、控えのコズロフが背中を蹴って妨害。これで場外乱闘となり、ロメロとコズロフがダーティーファイトで攻め込む。
　リングに戻り、ロメロがデヴィットに串刺しラリアット。さらに合体技ヘルズブルドーザーで追い討ちをかける。
　続いてロメロとコズロフは、コントラクトキラーを仕掛けるが、デヴィットが阻止して2人を場外へ追いやる。そして、ノータッチトペコンヒーロをお見舞い。
　リングに戻ったデヴィットは、コーナー最上段にのぼる。しかし、ロメロが自分のコスチュームを被せて視界を奪い、コズロフがパイプイスで強打。大ダメージを負ったデヴィットは、カウントアウト寸前まで追い詰められてしまう。
　ロメロ組の攻勢は続き、ロメロのボディスラムからコズロフがフライングボディプレス、コサックダンスキック。さらに、ロメロが得意の連続串刺しラリアットを敢行する。
　だが、デヴィットが途中で脱出し、コズロフにラリアットをお見舞い。そして、ロメロにもラリアットを食らわせ、ようやく脱出に成功する。
　替わった田口は、ロメロとコズロフをドロップキックで順番に吹き飛ばす。さらに、ロメロの回転エビ固めをすり抜け、低空ドロップキックを浴びせる。そして、前落としでロメロを叩きつけ、下にいるコズロフを押し潰す。
　だが、コズロフが遠心力を利用したスピンキックで逆転。さらに、ロメロが雪崩式フランケンシュタイナーで田口を叩きつけ、コズロフがフロッグスプラッシュで追撃。そして、コントラクトキラーからフォールに行くも、デヴィットのカットが間に合う。
　すると、ロメロがトペスイシーダでデヴィットを分断し、リング上のコズロフがロシアンストライクを発射。しかし、田口がかわして首固めに切り返す。そして、低空ドロップキックからラ・マヒストラルを狙うが、コズロフが跳ね返してトラースキックで逆襲。
　続いてコズロフは、もう1度ロシアンストライクを放つが、かわした田口がどどんで決着をつけた。

COMMENT

デヴィット「今日は、これで終わったわけじゃない。いまIWGPジュニアタッグ王者であるロメロ＆コズロフに勝った。これは、Apollo55がベストなタッグチームであることを証明できたんじゃないか？　でも、もう1試合ある。決勝はアレックス・シェリーとKUSHIDA。KUSHIDAとは何度も闘って、いい試合をしてきたけど、今日も勝つのはボクらだよ！」
田口「序盤、向こうの作戦にハメられた感じで、デヴィちゃんが1人で苦しい展開が続いちゃいましたけど。次は、シェリーとKUSHIDA? この前、タイトルマッチも負けたけど、いい試合をしてましたし。チャンピオンチームにひけをとらない闘いをしてた。次、勝ってから、大きいことを言いたいですね。勝って、挑戦したいです。デヴィちゃんがメキシコから戻ってきて日が浅いですから、またこれから過去のApollo55を上回っていく予感がしています。次の試合の勝利の先に、Apollo55の“未来”が待っている気がします」

ロメロ「クソ！クソ！あんなのはクソだ！」

コズロフ「セコい勝ち方しがって！」

ロメロ「タグチ、バカ！デヴィット、モット、モットバカ！チョーバカ！Apollo55、オマエら今日はラッキーだったんだ！どんなことがあっても、俺達はベルト保持者だ！」

コズロフ「そうだ、ラッキーだっただけだ！なぜなら、オマエらがセコい闘いをしたからだ。決してオマエらにこのタイトルは渡さない。今日のようなことは2度と起こらない」

ロメロ「今日の負けがあったとしても、まだ俺達はチャンピオンだ！フォーエバー！エンドエバー！」