NJPW 40th anniversary Tour Road to POWER STRUGGLE

日時: 2012年11月2日(金) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 1,800人

第1試合無制限1本勝負
「Super Jr. Tag Tournament」準決勝戦

アレックス・シェリー
タイチ

境界線

08分13秒　オートマティック・ミッドナイト→片エビ固め

※KUSHIDA組が決勝進出決定。

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　『Road to POWER STRUGGLE』第7戦として開催される後楽園ホール大会。
　朝日ニュースターの「ワールドプロレスリングLIVE」で中継が行なわれ、DDTプロレスリングの飯伏幸太が解説席に座った。
　
　そんな中で始まった第1試合は、「Super Jr. Tag Tournament」準決勝戦。まずはTAKA＆タイチが先に入場するが、なぜかリングを下りてしまう。そして、TAKAが北側の観客席に紛れ込み、パンフレットで顔を隠したところでKUSHIDA＆シェリーが入場。
　そして、シェリーがリングインする前にTAKAの存在に気づき、KUSHIDAが静かに近づく。そこに背後からタイチが乱入し、イス攻撃で奇襲。そのまま場外戦で試合がスタートし、TAKAとタイチがラフ殺法で攻め立てる。
　リングに戻り、TAKAがKUSHIDAに低空ランニングニーアタック、顔面攻撃、サミングで追撃。さらに、タイチがチョーク攻撃で続くと、TAKAがジャストフェースロックで絞り上げる。
　続いてタイチの串刺しアックスボンバー、TAKAの串刺しジャンピングニーアタック、タイチの急所へのニードロップが連続でKUSHIDAを襲う。そして、TAKAが勝手に3カウントを数えてゴングを乱打し、ブーイングを浴びた。
　追い込まれたKUSHIDAは、タイチのハイキックを回避。さらに、TAKAに蹴り脚を獲らせた上でタイチに延髄斬りを食らわせる。そして、ハンドスプリングエルボーでTAKAをなぎ倒し、ようやく脱出に成功。
　シェリー対TAKAとなり、シェリーがキチンシンク、串刺しアックスボンバーで先制。さらに、ネックブリーカーでTAKAとタイチをまとめてダウンさせる。
　次にシェリーは、フロッグスプラッシュからフォールに行くが、タイチが佐藤健太レフェリーのカウントを妨害。そして、パイプイスを持ってリングに入るが、KUSHIDAがイスを奪って反対にタイチを殴る。さらに、TAKAにイスを持たせると、そのままドロップキックで吹き飛ばす。
　このチャンスに、シェリーがオートマティックミッドナイト（変型シュバイン）でTAKAにトドメを刺した。

COMMENT

——かなり苦しい展開だったが？
KUSHIDA「ま、タイチはタイチでしょう？　うん。俺たちとは考え方も違うし、何を考えてるかわかんないけど……。俺たちは上に向かって歩んでいくだけですよ」
シェリー「ヤツらのイス攻撃には、もう辟易してるよ。でも、KUSHIDAと力を合わせて、勝ててよかったよ」
KUSHIDA「いままで、アイツらには苦い思いを散々やられているから、これでもう終わりでしょう。次は、フォーエバー・フーリガンズなのか、Apollo55なのかどっちでも、楽しみですね」
※ 二人はガッチリ握手。

TAKA「オイ！オマエらよ！イスなんか使ってよ!! こんな勝ち方で嬉しいのか？正々堂々とやろうと思ってたのによ、イスなんか使いやがってよ！クソ！汚ねぇヤローどもだ！」
タイチ「なにがあった?! なにがあったオイ?!」
TAKA「イス使いやがったアイツら！」
タイチ「なんでそんな汚いマネしかできねぇんだ?!」
TAKA「なんで正々堂々できねぇんだ？こういうトーナメントでよ！」
タイチ「トーナメントだぞ！コラオマエ！なめてんのかテメーらオイ！ここは新日本プロレスだぞ。新日本プロレスの闘いやれテメー！KUSHIDA」
TAKA「小細工してんじゃねぇよ！」
タイチ「イスなきゃ勝てねぇか?! 俺らに」
TAKA「痛てぇな！イスなんか使いやがって！」
タイチ「血出てるぞ！前髪だけになったぞ。どうすんだよ」
TAKA「決勝で待ってる、邪道外道」
タイチ「いいか、もう1回チャンスあるんだぞ。今から敗者復活戦だよ！敗者復活戦、相手は誰だ？」
TAKA「TAKA・タイチ対」
タイチ「邪道・外道だ！略してショウジ・ケイジだ！」