NJPW 40th anniversary Tour Road to POWER STRUGGLE

日時: 2012年10月30日(火) 18:00開場　19:00開始
会場: 福島・鶴ヶ城体育館
観衆: 1,300人

第4試合 20分1本勝負

プリンス・デヴィット
ブライアン・ケンドリック

境界線

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　デヴィットとケンドリックの先発で試合開始。ケンドリックがデヴィットの尻を叩いて不意打ちし、ニュートラルコーナーにのぼってファンにアピール。しかし、デヴィットがショートタイツを引っ張り、Tバックのアンダータイツをあらわにする。そして、丸見えになった尻を叩いて報復した。
　田口対邪道の場面。邪道が逆水平チョップを連打し、ヒットするたびに「Wooo！」と叫ぶ。すると、田口がお返しで逆水平チョップを連打し、そのたびに腰をグラインドさせる。そして、三角飛びミサイルキック、前方回転エビ固めをすり抜けての低空ドロップキック、ラリアットをかわしての延髄斬りで畳み掛けると、邪道はファイティングポーズを取ったままダウンしてしまった。
　だが、邪道が田口の腕を取り、控えのケンドリックがショルダーアームブリーカーを連発。さらに、邪道とケンドリックが入れ替わり、同じ動きで攻め立てる。そして、もう1度邪道とケンドリックが入れ替わるものの、田口がボディブローで逆襲し、邪道の腕をケンドリックに取らせる。そうとは気づかないケンドリックがそのままショルダーアームブリーカーを連発し、邪道はダウンしてしまった。
　その後、田口とデヴィットが、2人同時のカニばさみ＆低空ドロップキックで邪道を場外に落とす。そして、トペフェイントからセクシーポーズを披露したが、ケンドリックが背後から襲撃。
　これをきっかけに田口が孤立し、長時間に渡って集中攻撃を浴びる展開となる。しかし田口は、セカンドロープからのバックエルボーでケンドリックに逆襲。タッチを受けたデヴィットは、ランニングドロップキックでケンドリックを場外へ落とす。そして、ロープへダッシュするも、邪道が妨害した。
　デヴィット対邪道の場面。デヴィットが邪道とケンドリックを同士討ちさせ、田口が開脚式ミサイルキックで追撃。これで田口対邪道となり、ケンドリックのトラースキック＆邪道の河津落としという合体攻撃から、邪道がクロスフェースオブJADOを極める。
　しかし、デヴィットが加勢に入り、ケンドリックに前方回転エビ固め。同時に田口も、前方回転エビ固めで邪道を丸め込む。すると、邪道とケンドリックが回転を耐えるが、田口とデヴィットがショートタイツを引っ張り、2人の尻が丸出しになってしまった。
　次に田口は、邪道に延髄斬りを見舞い、どどんの体勢に入る。これを邪道が抵抗すると、田口はマジックミラーGO！に切り替え、3カウントを奪った。

COMMENT

デヴィット「今日はロウ・キーとの闘いはおあずけになってしまったけど、Apollo55は2人組のタッグチームとしてベストだってことが実感できた。パーフェクトなウォームアップだった。『Super Jr. Tag Tournament』の準決勝では、アレックス・コズロフ、ロッキー・ロメロと当たる。今夜の福島から金曜日の後楽園ホールに向けて、もっとシリアスになっていくだろう」
田口「後楽園の『Super Jr. Tag Tournament』にまず、優勝して、優勝する前にロッキーとコズロフに勝つことで、ベルトに挑戦アピールしたいと思います」
　
※邪道、ケンドリックはノーコメント