NJPW 40th anniversary Tour Road to POWER STRUGGLE

日時: 2012年10月27日(土) 15:00開場　16:00開始
会場: 新潟・小出郷総合体育館
観衆: 2,200人（超満員）

第3試合 20分1本勝負

デイビーボーイ・スミスJr.
飯塚高史

境界線

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　鈴木軍vsCHAOSの異色対決が実現。
　
　CHAOSが奇襲を仕掛け、いきなり場外乱闘に持ち込む。そして、TAKAを捕まえると、金具をむき出しにしたコーナーへ叩きつけ、飯塚がチョークで追い討ちをかける。
　さらに、邪道が逆水平チョップを連打で打ち込み、「Woooo！」を連発。ところが、TAKAがサミングで逆襲し、視界を失った邪道のパンチがすべて空振りになってしまう。そして邪道は、青コーナーに迷い込んでアーチャーのパンチを受け、タッチを求めた姿勢のままダウンしてしまった。
　これをきっかけに乱戦となり、スミスが飯塚、アーチャーが矢野を場外でいたぶる。そして、TAKAが邪道を攻め込み、ローンバトルへ追い込む。
　アーチャーとスミスは、ダブルショルダータックルで邪道を吹き飛ばし、ギロチンドロップ＆ボディプレスの合体攻撃で追い討ち。これで場内は大「邪道」コールに包まれる。しかし、アーチャーが串刺しボディアタック、TAKAが串刺しジャンピングニーアタック、スリーパーホールドで追撃。
　それでも邪道は、前方回転エビ固めを繰り出すが、TAKAが返してジャンピングフロントハイキックをお見舞い。しかし邪道は、アーチャーとスミスの合体攻撃を回避し、スミスにパントキック。さらに、アーチャーを突き飛ばしてスミスと衝突させ、ようやく脱出に成功。
　アーチャー対矢野の場面。矢野が、ショルダータックルを3連続で受け止められ、「シェイクハンド・プリーズ！アイム・ジェントルマン！カモン！」などと言って握手の手を差し出す。そして、不意打ちでアーチャーの手を思い切りに握るも、反対に握り返されて悶絶してしまった。
　しかし矢野は、アーチャーの後ろ髪を引っ張って転倒させ、YRTアピールをファンと大合唱。さらに、コーナーの金具へ激突させると、控えの飯塚がアーチャーのロープワークを妨害。その隙を突き、矢野が背後から急所攻撃を見舞う。だが、アーチャーは両腕ラリアットで矢野と飯塚を吹き飛ばした。
　TAKA対邪道の場面。邪道が、バックドロップ、トーキック、パントキック、河津落とし、クロスフェースオブJADO、ビューティフルスパイクと一気に畳み掛ける。
　しかし、フォールを返したTAKAが、突進をかわしてコーナーへ激突させ、サミングからのスクールボーイで3カウントを奪った。