NJPW 40th anniversary Tour Road to POWER STRUGGLE
- 日時
- 2012年10月24日(水) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 福井・福井県産業会館
- 観衆
- 700人
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第6試合 30分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
棚橋と高橋の先発で試合がスタート。高橋が棚橋の髪を掴んで動きを止め、強烈な逆水平チョップで先制。しかし棚橋は、串刺し攻撃を狙う高橋をカウンターバックエルボーで迎撃し、コーナー2段目からフライングボディアタックを浴びせた。
真壁対石井の場面。激しいエルボー合戦から、石井がショルダータックル。だが、真壁が受け止め、カウンターボディスラムでやり返した。
アンダーソン対中邑の場面。アンダーソンが串刺し攻撃をかわして中邑をコーナーにぶつけ、ジャンピングフロントハイキック。さらに、「ゴメンナサーイ!」と叫びつつ、セントーンで押し潰す。これに対して中邑は、アンダーソンの串刺し攻撃をフロントハイキックで阻止。間髪入れずにジャンピングキックを食らわせ、アンダーソンを場外まで吹き飛ばした。
これで両軍入り乱れての大乱闘が巻き起こり、大ダメージを負ったアンダーソンが失速。高橋のラリアット、中邑の踏みつけ攻撃などで攻め込まれる。
しかしアンダーソンは、カウンターゼロ戦キックで中邑に逆襲し、真壁とスイッチ。その真壁は、中邑に串刺しラリアット2連発、頭部へのパンチ連射、ノーザンライトスープレックスホールドで追撃。すると、中邑がフェイント式ニールキックで巻き返し、高橋が登場。だが、真壁がパワースラムで叩きつけ、棚橋にタッチ。
棚橋は、エルボー&太陽ブロー連射、フライングフォーアーム、ドラゴンスクリューで高橋に追撃。すると、高橋がカウンターフロントスープレックスで反撃に出るが、棚橋が張り手で不意打ち。そして、スリングブレイドに行くも、高橋がかわしてインカレスラム。続いて高橋は、ぶっこ抜きジャーマンを狙うが、棚橋が脱出し、今度こそスリングブレイドでなぎ倒した。
棚橋対石井の場面。石井が、棚橋をブレーンバスターの要領で持ち上げ、両脚をコーナーに引っ掛ける。すると、中邑がガラ空きのボディにランニングニーアタックを食らわせ、石井がそのままブレーンバスターで投げ捨てる。
劣勢の棚橋は、カウンター低空ドロップキックで逆転し、テキサスクローバーホールドを極めるも、高橋がカット。それでも棚橋は、コーナー最上段にのぼるが、高橋が動きを封じ、石井が雪崩式ブレーンバスターで逆襲。
高橋組のトレイン攻撃となり、高橋が串刺しフロントハイキック、中邑が串刺しジャンピングニー。そして、石井がパワーボムで叩きつけるが、棚橋はキックアウト。
ここで石井はブレーンバスターの体勢に入るが、棚橋が脱出。すると、アンダーソンが石井にジャンピングフロントハイキックをお見舞い。さらにアンダーソンは、中邑をスピニングガンスタンで排除するが、高橋がアンダーソンに変型フェースクラッシャー。
その高橋を、真壁がラリアットで吹き飛ばすと、棚橋が石井にスリングブレイド。そして最後は、ハイフライフローで勝利を決めた。
試合後、高橋が棚橋に詰め寄り、髪の毛を掴んで激しく挑発する。しかし、棚橋が敢えて応戦しなかったため、乱闘は回避された。
その後、「棚橋」コールを受けた棚橋が、「福井に新日本プロレスが帰って来たぜーー!!」とマイクアピール。さらに、「今日は皆さん、大応援ありがとうございました! また絶対に、福井にやって来ますんで、皆さんそのときは、ぜひ! ぜひ! ぜひ! ぜひよろしくお願いします」と続け、大歓声を浴びた。
さらに棚橋は、合計3回のエアギターを敢行。最後は、「福井の皆さーーん!! 愛してまーーす!!」の叫びで、大会を締めくくった。