NJPW 40th anniversary Tour Road to POWER STRUGGLE

日時: 2012年10月21日(日) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 1,950人（超満員）

第4試合無制限1本勝負
「Super Jr. Tag Tournament」1回戦

ネグロ・カサス
TAKAみちのく

境界線

10分24秒　タイチ式外道クラッチ

※この結果により11・2後楽園にてKUSHIDA組VSタイチ組の準決勝戦が決定。

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　第1試合に続いて行なわれた「Super Jr. Tag Tournament」1回戦。BUSHIは、ハロウィン風の紫とオレンジのコスチュームで登場。
　
　TAKAとタイチがどちらが先発するかでモメると、その隙を突いてカサスとBUSHIがダブルドロップキックで先制。
　これで試合開始となり、カサスがタイチ、BUSHIがTAKAを南側客席に連れ込む。そして、鉢合わせさせて動きを止めると、BUSHIが階段部分の段差を利用したラ・ケブラーダでまとめて押し潰した。
　ところが、タイチがイス攻撃でBUSHIに逆襲し、マスク剥ぎ、顔面攻撃などのラフ殺法で攻め立てる。さらに、タイチの串刺しアックスボンバー＆TAKAの串刺しジャンピングニーアタックというトレイン攻撃から、タイチが急所攻撃で追い討ち。
　しばらく反撃できなかったBUSHIだったが、カウンタードロップキックで突破口を開き、バックスピンキックでTAKAに逆襲。
　ようやく出番となったカサスは、ラリアットでTAKAとタイチを吹き飛ばし、早くもTAKAにラ・マヒストラルを仕掛ける。これをTAKAが返すと、カサスがさらに丸め込み、逆さ押さえ込みも繰り出す。そして、今度こそラ・マヒストラルを成功させたものの、タイチがマーティー浅見レフェリーのカウントを妨害した。
　BUSHI対タイチの場面。BUSHIがヘッドシザースホイップ、エプロンからのバク宙キック、コーナー最上段からのヘッドシザースホイップと畳み掛ける。そして、ウラカン・ラナを狙うものの、タイチが受け止めてパワーボムで逆襲。
　続いてタイチは、ショートタイツ姿に変身し、キックを発射。これはBUSHIがかわしてスクールボーイに行くが、タイチが返してカウンターハイキック、変型バックブリーカーで逆襲。
　さらにタイチとTAKAは、ダブルトラースキックでカサスを排除。そしてタイチが、BUSHIの蹴り脚を掴んで振り回し、浅見レフェリーに激突させる。その直後、TAKAがBUSHIにサミングを食らわせ、マスクを回して視界を奪う。
　最後は、どうすることもできないBUSHIの急所をタイチが蹴り上げ、タイチクラッチで3カウントを強奪した。
　
　試合後、タイチがBUSHIのマスクを完全に剥ぎ取り、それを自分で被って勝ち誇る。
　BUSHIは、高橋（広夢）のTシャツで顔を隠し、悔しさをにじませて退場。一方のタイチは、テレビ解説を担当していた飯伏幸太に、BUSHIのマスクを被せて退場した。

COMMENT

TAKA「ヨシ！おめでとう！『一生懸命がんばって、このトーナメント、絶対優勝します！』なんて言ってるヤツは、優勝できねぇんだ！見たか？タイチ、たったの1ヵ月メキシコ行って、こんなに大きくなって来たぞ！オイ、あえて言っておくぞ、このトーナメント、優勝決定戦、TAKA＆タイチ対、邪道＆外道だオイ！わかってるだろうな？」
タイチ「邪道＆外道！」
TAKA「オマエら、『絶対ない！』と思ってるだろ?! 俺もそう思うよ！ハハハハハハ！」
　
BUSHI「（カサスにタオルで顔を隠されながら）オイ、タイチ！　これだけは言っておく！　テメーだけは絶対許さねーからな！」
※カサスはノーコメント