NJPW 40th anniversary KING OF PRO-WRESTLING
- 日時
- 2012年10月8日(月) 16:00開場 17:00開始
- 会場
- 東京・両国国技館
- 観衆
- 9,000人(満員)
続いて、勝利者インタビューが行なわれようとするが、そこに高橋(裕)が乱入し、マイクアピールを開始。
高橋「オイ、チャラ男! 今シリーズ、俺がオマエに勝ったという過去は消えない。オマエにはよ、もう一つ、消せない過去があったよな! まあよ、恥じることはねぇよ。あの“10年前の事件”はよ、まさに“男の勲章”だよ! 俺もよ、刺されるほど、女に愛されてみてぇなー、オイ!!(※場内騒然) なあ? この、死にぞこないが! 11月の大阪で! 俺がこのベルトに挑戦する(※大拍手)。…………これマジ!(※大拍手)」
これに対して棚橋は、「オイ、裕二郎……。たしかに過去は消せねぇ。けどな、ぜんぶ背負って、生きてくんだ。新日本プロレスも俺は背負って行くから」と、堂々としたマイクアピールで対応し、大きな拍手を浴びた。そして、そこからあらためて勝利者インタビューが行われた。
■勝利者インタビュー
——「プロレスごっこ」と話していた鈴木選手を破っての防衛でした。いまの気持ちを教えて下さい。
棚橋「なんで防衛できたかって? …………それは……愛です(※大拍手)」
——今日は強烈な張り手を食らい、大事な顔が少し腫れあがったようですが?
棚橋「まあ、たくさんやられましたけど、俺、疲れてないです(※大拍手。しかし、直後にガクッと体勢を崩し、笑いが起こる)」
——そして、ここにいるお客さんが、大きな声援をくれたと思います。
棚橋「心から言いたいです。どうもありがとう!(※大拍手)」
そして、マイクを受け取った棚橋は、「今日も皆さん、スゲー応援ありがとうございました! これから年末年始に向けて、新日本プロレス、ますます盛り上がって行くんで、よろしくお願いします!!」と、ファンに挨拶。すると、エアギターを期待した声援が飛ぶが、棚橋は「今日はちょっとエアギター、無理だな」と断りを入れた。
しかし、「棚橋」コールが起こり、意を決した棚橋は、右腕のみでエアギターを敢行。そのままリングに倒れこむと、「わりぃ! 今日はこれで終わりだ! これは! 俺流の鈴木みのるへの気持ちだ!」とファンに説明。そして、「両国の皆さーーん!! 愛してまーーす!!」と絶叫すると、キャノンから金銀のテープが発射され、大会終了となった。