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10月8日両国で行なわれるIWGPインターコンチネンタル戦・中邑vs後藤、スペシャルシングルマッチ・内藤vs高橋（裕）のダブル前哨戦。
試合開始前、高橋が「内藤ちゃん！ その膝、大丈夫!? 明後日の両国大会を最後に、オマエの膝は完全に俺が潰してやるよ。ていうかよ!! いまここで、オマエのその膝？ 完全に潰してやるぜ！ ……これマジ！」と、マイクで内藤を挑発。
そこから内藤と高橋が先発すると、両者へのコールが半々となる。そんな中、内藤がドロップキックで先制。しかし、高橋が内藤の突進を受け止めて前方に叩きつけ、膝攻撃を開始。これで内藤は身動きが取れなくなり、長時間のローンバトルを強いられる。
徹底した膝攻撃で苦しみ続けた内藤だったが、中邑の串刺し攻撃をかわし、延髄斬りで逆襲。ようやくタッチを受けた後藤は、中邑のフロントハイキックを高橋に誤爆させ、ローリングラリアットで中邑をなぎ倒す。
続いて後藤は、串刺しニールキックで追撃するが、中邑はカウンタージャンピングキックで報復。その直後、スイッチした高橋がフロントハイキックで追い討ちをかけるも、後藤はジャーマンスープレックスホイップでやり返した。
内藤対高橋の場面。後藤の串刺しラリアットから、内藤がアームホイップ。さらに、内藤の低空ドロップキック＆後藤のローキックが同時にさく裂。
続いて内藤は、カウンター浴びせ蹴りで高橋の動きを止め、コーナー最上段にのぼる。ところが、中邑が攻撃を妨害し、高橋がアームホイップで逆襲。そして、裏足4の字固めでギリギリと絞り上げる。
中邑が後藤を引きつけている間、なおも高橋が技を掛け続けると、危険と判断したレッドシューズ海野レフェリーが試合をストップした。
試合後、高橋（広）と渡辺、そして三澤威トレーナーが内藤に駆け寄る。それを高橋が蹴散らし、内藤の脚をセカンドロープへ固定。そして、パイプイスを振りかざすものの、寸前で後藤が妨害。
しかし、内藤のダメージは深刻で、高橋（広）と後藤に支えられながら、痛々しい姿で退場した。
勝利者賞：細山商店みのりや（新潟産コシヒカリ1年分）
THE MEMORY MEETING OF KASABOKO SUMMIT IN NIIGATA on NJPW 40th anniversary Tour〜傘ぼこサミット記念大会〜
- 日時
- 2012年10月6日(土) 17:00開場 18:00開始
- 会場
- 新潟・新潟市西川体育センター
- 観衆
- 観衆1,000人（超満員）
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第6試合 30分1本勝負
レフェリー｜レッドシューズ海野
MATCH REPORT
COMMENT
中邑「オイ、ポンコツ！ 出てくんなよ、迷惑なんだよ。オメーがいることでよ、試合が楽になっちまった。いいか？ 中途半端な体で出てくるんじゃねぇ。オイ、裕二郎、ピンプ！ しっかり潰せよ！」
高橋「内藤ちゃんよ！ もうよ、あの歳で、立たねぇんだろ?! あ、違ったよ、立てねぇんだろ？ な？ あのヒザじゃ、リングに立てねぇんだろって！ 明後日の、両国で、アイツのヒザ、再起不能にしてやるよ。内藤哲也、10・8両国、引退試合だ！ これマジ」
内藤「スイマセン。もう、ボロボロだよ。でも、昨日、記者会見、見たでしょ？ 俺はもう『NEVER』も背負ってるんだ。俺が折れるわけにはいかねぇんだ。別に『NEVER』に専念します、なんて言ってねぇ。もちろん次、11月の大阪、IWGP（ヘビー）だって、俺は狙ってるからな。まだ、折れるわけにはいかねぇんだ。もう1度、踏み台になれ。いいか、裕二郎。裕二郎！ 俺の踏み台になれ！」
後藤「今回はね、しょうがないっちゃあ、しょうがないかもしれない。両国に向けて、勢いつけたかったけどね。泣いても笑っても、もう次だ。俺は、あの（IWGPインターコンチネンタル）ベルト、取り返します！」
