NJPW 40th anniversary Tour Road to DESTRUCTION
- 日時
- 2012年9月22日(土) 17:00開場 18:00開始
- 会場
- 香川・高松市総合体育館
- 観衆
- 1,350人(超満員札止め)
MATCH REPORT
試合前、高橋が「この前、IWGPヘビー級チャンピオンの棚橋に、勝っちゃったんだよねー! あのチャンピオン、大したことないな、ウン」とマイクアピール。さらに、「それと、明日、神戸で試合する内藤、後藤、カール・アンダーソン? アイツら3人ともバカだし。そろそろ、この俺の時代が来るんじゃないかなーって! そんときはよ、高松のキレイなオネーちゃんたち、○○よろしく頼むぜ! これマジ」と続けた。
そして、棚橋対高橋で試合がスタート。高橋が棚橋の突進を受け止め、そのまま前方に叩きつける。さらに、強烈な逆水平チョップを連射して行くが、棚橋がカウンターバックエルボーで逆襲し、フライングボディアタックで追撃した。
後藤対中邑の場面。中邑が後藤の首に脚をかけ、バク宙から膝蹴り。そして、体を脱力して挑発すると、怒った後藤がカウンターショルダータックル、アームホイップで報復した。
田口対外道の場面。田口がドロップキックを連発して外道を場外に落とし、腰振りトペフェイント。さらに、乱入した高橋もドロップキックで蹴散らすが、外道がスワンダイブ攻撃を妨害し、コーナー最上段に追いやる。すかさず中邑がボディにランニングニーアタックを食らわせ、試合の流れは一気に中邑組ペースに変わる。
ここから田口は長時間のローンバトルを強いられるが、カウンタードロップキックで高橋に逆襲。スイッチした棚橋が、高橋にエルボー&太陽ブロー連射、フライングフォーアーム。そして、コーナーで控える中邑と外道をフライングボディアタックで場外へ落とし、ドラゴンスクリュー、ダイビングサンセットフリップで高橋に追撃。さらに、場外に落とされそうになっても、逆上がりで復活を遂げる。
だが、高橋がカウンターフロントハイキックで逆襲し、替わった中邑が棚橋の頭部へ膝蹴りをお見舞い。しかし棚橋は、カウンター低空ドロップキックで脱出に成功。
後藤対中邑となり、後藤が串刺しニールキック、顔面へのヘッドバット、ローリングラリアット。そして、コーナー最上段にのぼるものの、高橋が攻撃を妨害し、中邑がハイキックで逆襲。さらに、カウンターフロントハイキックに繋ぐが、後藤はやや強引な牛殺しでお返し。これに対して中邑は、フロントハイキックでラリアットを回避し、フェイントからのニールキックを見舞った。
田口対外道の場面。田口が三角飛びミサイルキックで先制し、スリーアミーゴに行く。すると、外道が3回目のブレーンバスターから脱出し、次のどどんも阻止。それでも田口はコタローフェースクラッシャーに繋げるが、高橋が乱入してカウンターラリアット。これで中邑組のトレイン攻撃となり、外道のバックエルボー、中邑のジャンピングニーアタック、高橋のフロントハイキックがすべて串刺しでさく裂する。
続いて中邑がボマイェを発射するが、後藤が飛び込んでラリアットで妨害。すると、高橋が変型フェースバスターを後藤に見舞い、棚橋が高橋にスリングブレイド。
ここで外道が、田口にコンプリートショットを食らわせ、トラースキックからフォールに行くも、カウントは2。すると外道は、外道クラッチを狙うが、田口が脱出して延髄斬り、前落とし。さらに、棚橋が高橋、後藤が中邑を2人同時のプランチャで分断し、田口がどどんで外道を仕留めた。
試合後、田口が「高松の皆さん、明日、神戸で、IWGP Jr.のベルトを、新日本に取り戻します。応援よろしくお願いします!」と、力強くマイクアピール。
次に棚橋が「そして俺も、明日、神戸で丸藤と闘います。俺らは! 新日本プロレスの誇りに懸けて! 必ず、勝って来ます!」と、闘志をみなぎらせた。
すると、場内が「棚橋」コールに包まれ、棚橋がエアギターを開始。そして、リングに残った田口が、なんとエアシンバルでセッションに参加した。
続いてアンコールが起こり、棚橋は2回目のエアギターを敢行。だが、すでにシンバルを客席に投げてしまった田口は、それを黙って見守った。
すると、今度は「もう1回」コールとなり、棚橋が3回目のエアギターに行く。すると田口は、若手からエアで受け取ったカスタネットを演奏。その直後、意外にも4回目のエアギターとなり、田口もエア尺八で対応した。
場内が大盛り上がりとなる中、棚橋が再びマイクを掴み、「じゃあ明日、田口と俺、両方とも勝って来るから!」とファンに約束。そして最後は、「高松の皆さーーん!! 愛してまーーす!!」のフレーズで、シリーズを締めくくった。