NJPW 40th anniversary Tour Road to DESTRUCTION

日時: 2012年9月13日(木) 17:30開場　18:30開始
会場: 長野・長野運動公園総合体育館
観衆: 1,200人

第4試合 30分1本勝負

キャプテン・ニュージャパン
YOSHI-HASHI

井上亘
高橋裕二郎

内藤哲也
飯塚高史

境界線

14分42秒　ジャーマンスープレックスホールド

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　前日に引き続き、内藤、井上、キャプテンがトリオを結成。CHAOSの飯塚＆高橋＆YOSHI-HASHIと対戦。
　試合開始前、高橋がマイクで地元の信州プロレスと長野県民を激しく罵倒。大ブーイングを浴びた。
　
　そんな中、飯塚組が奇襲を仕掛けて試合がスタート。だが、井上とキャプテンが鉢合わせ攻撃を切り返し、逆転に成功。キャプテンがドロップキックで飯塚を場外に落とし、井上がYOSHI-HASHIもろともプランチャで押し潰した。
　内藤対高橋の場面。内藤がキャプテンとダブルショルダータックルを食らわせ、低空ドロップキックで追い討ち。しかし、高橋が雪崩式アームホイップで逆襲し、両軍入り乱れての乱闘が勃発。井上とキャプテンが場外でいたぶられ、内藤は痛めている右膝を高橋に狙われて完全に沈黙してしまう。
　さらに、YOSHI-HASHIが内藤の膝へ低空ドロップキックを見舞い、飯塚も場外乱闘で膝を攻撃。そして、リングに戻ると、膝に噛みつく。
　その後もいいように攻め込まれた内藤だったが、YOSHI-HASHIの串刺し攻撃をかわして突破口を開き、コーナー最上段からのヘッドシザースホイップで逆転。さらに、蹴り脚を取らせての延髄斬りでYOSHI-HASHIを倒し、ようやく井上とタッチ。
　その井上は、YOSHI-HASHIにカウンター水車落としで追撃。すると、飯塚が乱入するが、井上がYOSHI-HASHIもろともスピアーでなぎ倒した。
　キャプテン対高橋の場面。キャプテンが頭部へのパンチ連射、カウンターショルダータックル、ブレーンバスター。そして、十分すぎるほどファンにアピールしてからダイビングヘッドバットを繰り出すが、あっさりとかわされてしまう。
　それでもキャプテンは、ヒラボトムで巻き返し、キャプテンチャージからカリビアンデスグリップに行く。これは高橋がかわしたものの、キャプテンはすぐに地獄突きをお見舞い。すると、間髪入れずに内藤がミサイルキックで援護射撃。
　ここでキャプテンは、ボディスラムで高橋を叩きつけ、再びコーナー最上段からダイビングヘッドバットを敢行。ところが、またもや高橋がかわし、ブッコ抜きジャーマンスープレックスホールドで3カウントを奪取した。

COMMENT

高橋「俺はよ、あの『G1 CLIMAX』が終わってからよ、かなり絶好調だよ！今なら誰にも負ける気はしねぇ。この調子でよ、この新日本プロレスのトップ、いや、このプロレス業界のトップまで上り詰めてやるよ。これマジ！」

YOSHI-HASHI「オイ、内藤！テメー、そんなもんか？テメー、完全に心折れてんじゃねぇか？テメーの力、そんなもんか？全然平気だ。テメー、いつまで（リングに）上がれるんだ？テメーの膝、食いちぎってやっからな！見とけよ」

※飯塚はノーコメント

井上「昨日、試合をして、モヤモヤ感だけ残って、それで今日を迎えました。試合中に吐き出してやりましたよ！だけどね、試合に勝たないと意味がない。（9月23日）神戸まであと10日。柴田（勝頼）、桜庭（和志）、待ってろ！」

キャプテン「私はみんなと約束したよな？私は必ず井上くんと内藤くんと、あの悪いヤツらを倒してやるからな！この3人で、このスーパーヒーローがな」

内藤「プロモーションで行って以来、1週間ぶりに、この長野に帰ってきて、やっぱ思い出が残るっていうか、この大会、どうしても成功させたいっていう気持ちも、スゴくいつも以上に芽生えたし。その長野でどうしても俺はスターダストプレスを決めて、ワン・ツー・スリー獲りたかったな。今日の試合で、勝手にだけど、裕二郎とYOSHI-HASHIの目付きがいつもと違うような気がした。俺の膝、壊そうとした？いいよ、どんどん来いって！俺、体は万全じゃないかもしれないけど、心は全然折れてないんでね。どんどん来いよ！俺の心、折ってみろよ！ YOSHI-HASHI！裕二郎！かかってこい」