NJPW 40th anniversary Tour Road to DESTRUCTION
- 日時
- 2012年9月7日(金) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 1,950人(超満員)
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第7試合 60分1本勝負
IWGP Jr.ヘビー級選手権試合- (第64代王者)
- (挑戦者)
※飯伏が初防衛に成功。レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
試合開始のゴングが鳴ると、「KUSHIDA」コールと「飯伏」コールが交錯する。その直後、ロープ際で飯伏がハイキックを放つが、KUSHIDAが素早くかわした。
その後、KUSHIDAがヘッドロックを極め、ショルダータックル。しかし、素早く立ち上がった飯伏が、カウンタードロップキックで反撃。だが、KUSHIDAが飯伏の腕を取り、集中攻撃を開始。飯伏に悲鳴をあげさせ、試合の主導権を握る。
すると飯伏は、KUSHIDAをカニばさみで倒し、そこから脚への集中攻撃を敢行。さらに、強烈なローキックをKUSHIDAの膝へ叩き込むと、ニークラッシャー、ドラゴンスクリュー、足4の字固めで追い討ちをかける。
苦しくなったKUSHIDAは、飯伏を場外に落とし、コーナー最上段からのトペコンヒーロで逆襲。さらに、スワンダイブチョップ、その場飛びムーンサルトプレス、チキンウィングアームロックで追い討ちをかける。
続いてKUSHIDAは、トップロープを支点にしたバク宙キックをお見舞い。だが、倒れなかった飯伏がドロップキックでKUSHIDAを場外へ落とし、コーナー最上段からムーンサルトアタック。
リングに戻った飯伏は、ミサイルキック、ローリングソバット、ミドルキック、その場飛びシューティングスタープレスと畳み掛ける。続いてのシットダウン式ラストライドは回避されたものの、バク宙キック、ハーフネルソンスープレックスホールドに繋げた。
さらに飯伏はハイキックを放つが、KUSHIDAがかわしてチキンウィングアームロックで逆襲。長時間に渡って絞り上げると、飯伏はKUSHIDAを持ち上げて肩に担ぐ。しかし、KUSHIDAが手を離さず、再びグラウンドに持ち込む。そして、腕ひしぎ逆十字固めへ移行するものの、飯伏はロープエスケープ。
すると、KUSHIDAはさらに腕を取りに行くが、間髪入れずに飯伏がハイキックで逆転。これでKUSHIDAが大の字になると、コーナー最上段からフェニックススプラッシュを繰り出す。しかし、KUSHIDAがかわして自爆を誘い、低空ドロップキック、スイングDDTで反撃。
ここでKUSHIDAがコーナー最上段にのぼるが、飯伏が追いかけてボディブローで動きを止め、バク宙キックで逆襲。そして、エプロンからトップロープへ飛び乗るが、その瞬間にKUSHIDAが雪崩式フランケンシュタイナーを敢行。
さらにKUSHIDAは、ドラゴンスープレックスホールド、バズソーキックで追撃し、コーナー最上段からミッドナイトエクスプレス。しかし、かわされて自爆してしまう。
続いて両者はエルボー合戦を展開し、そこからKUSHIDAが三角絞め。しかし、飯伏が強引に持ち上げ、パワーボムホイップの形でKUSHIDAをマットへ叩きつける。そして、再びシットダウン式パワーボムの体勢に入るが、KUSHIDAが前方回転エビ固めに切り返し、さらにジャパニーズレッグロールクラッチホールドで勝利を狙う。
対する飯伏はミドルキックで反撃するが、KUSHIDAが左右のエルボー連打、ローリングエルボーで反撃。ここで飯伏がカウンターハイキックをヒットさせると、すぐにKUSHIDAが倒立式ニールキックでお返し。しかし、直後に飯伏がカウンターラリアットをさく裂させ、今度こそシットダウン式ラストライド。これで接戦を制した。
試合後、飯伏が握手を求めるが、KUSHIDAはそれを頑なに拒否。険しい表情で退場した。
COMMENT
シェリー「オーサム! オーサム・マッチ!!」
田口「……ま、ロウ・キーの横槍が入ったけど。ま、IWGP実行委員会がどういう判断をするかわからないけど、どこにね、ベルトがないといけないのか? それを考えれば、新日本ジュニアの僕が、挑戦するしかないと思います。IWGP実行委員会がどう判断するか? 決定戦をするならやってもいいし。でも、挑戦を譲る気はないですよ。あのベルトは愛ですから。愛を取り戻しますよ?」