第5試合終了後、ケニーがチェーズやペイジ、裕二郎、ファレを引き連れて、テーマ曲に乗ってリングに登場。ファレからマイクを渡されたケニーが話し始める。
「(※観客からのヤジに、静かに)シャット・アップ。いまからここを俺たちの色である黒く、黒い心で染めてやる。次の最新メンバーを紹介しよう。世界を相手に活動し、世界規模で災害をもたらす存在だ。それがBONE SOLDIERだった。それを作り上げて、おまえらに見せるつもりだった。そうならなかったけど、次の新メンバーはその通りの心を持ったヤツだ。BULET CLUBの新メンバーはすべてを破壊尽くす、そういう生きざまの持ち主だ。どういうヤツか、知りたいか? だけど、俺の口からは言わない。だって、俺は日本語を話さないから。ファンに向けての言葉なんて、忘れてしまった。まあ、『スゴイ』とかは喋ってたけどな。さて、そのメンバーの姿をビデオに収めてきた。おまえらみんな、それを理解できるかな? さあ、BULLET CLUBの最新メンバーの映像だ。スクリーンに目をやりな!」
そして、スクリーンに写ったのはスーツ姿で葉巻を吸う男。
「父親の偉大なるDNDを受け継ぎ『Dashing』『Prince of DarkMatter』と名を馳せた過去、こんな栄光はゴミと化した。次なる章、新たなるストーリーの始まり……。世界よ、『アメリカン・ナイトメア』を迎える準備はいいか? 」というアピールと共に、その男の正体が元WWEの大物レスラー、コーディ・ローデス改め、「”The American Nightmare” Cody」であるということが判明。
(※BULLET CLUB全メンバーが花道を引き揚げていった)
■バックステージのコメント
ケニー「Wow! どうだ、(新メンバーは)コーディ・ローズだ。わかってるか? 名前ぐらいは知ってるだろ? 俺らは彼を必要としてる。コーディもこちらに来るのを望んでいる。そういうことだ。みんなもご存知のように、彼はリングを支配する存在だ。そうそう、みんな勘違いしているようだけど、彼はWWEをクビになったわけじゃない。彼の方から飛び出たんだ。彼が選んだ道なんだ。そしてBULLET CLUBに加わったこともな。俺たちにとっても、悪い話じゃなかったし。俺たちはそれから、毎日、電話で話している。こっちからかけたり、向こうからかかってきたり。そうだよな、チェーズ? 『ケニー、いつ行ったらいいんだ?』とか、『俺らには100万ドルが必要なんだ。何とか手立てできないか?』とか。コーディの登場が楽しみか? もうすぐ見られるから。まずはみんなにコーディ―を紹介したまでだ。待ち切れないかもしれないが、もう少し待っておけ。それじゃあな。グッバイ&グッナイト」
ファレ「(※報道陣を蹴散らしながら)ここから立ち去れ!」