カードファイト!! ヴァンガード PRESENTS NJPW 40th anniversary Tour G1 CLIMAX 22 〜The One And Only〜

日時: 2012年8月5日(日) 16:00開場　17:00開始
会場: 大阪・大阪府立体育会館
観衆: 6,500人（超満員札止め）

第3試合 30分1本勝負
G1 CLIMAX 22 Bブロック公式戦

境界線

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

　天山とアーチャーが、『G1』Bブロック公式戦でシングル初対決。
　
　大コールを浴びた天山が、ショルダータックルを繰り出すが、軽々と受け止めたアーチャーが反対にショルダータックルでなぎ倒す。
　すると天山は、モンゴリアンチョップで巻き返し、反撃して来たアーチャーをジャンピングネックブリーカーで叩きつける。
　だが、アーチャーは天山を場外へ引き込み、鉄柵攻撃やラフプレーでさんざんいたぶる。そしてリングへ戻ると、ハンマーブロー、チンロック、ジャンピングニードロップで追撃。
　しかし天山は、ブレーンバスターを仕掛けたアーチャーを反対に投げ飛ばし、モンゴリアンチョップ連射、串刺しラリアット、カーフブランディングと畳み掛ける。そして、カウンターフロントハイキックを浴びても倒れず、アナコンダバイスに持ち込んだ。
　しかし、アーチャーが強引に振り解き、カウンタースパインバスターで逆襲。さらに、ボディスラムで天山を叩きつけ、コーナー最上段からムーンサルトプレスを敢行するが、天山がかわして自爆させる。
　すかさず天山がニールキックでアーチャーを倒し、コーナー最上段にのぼる。ところが、アーチャーが起き上がって天山を捕まえ、ブラックアウトの体勢に入る。しかし、天山が脱出し、ジャンピングネックブリーカーを食らわせる。
　ここで天山は、コーナー最上段からダイビングヘッドバットを敢行するが、今度はアーチャーがかわして自爆を誘発。そして、ハイアングルチョークスラムからフォールに行くが、天山が意地のキックアウト。
　だが、さらにアーチャーがダークデイズをさく裂させ、トドメを刺した。

COMMENT

アーチャー「今年の『G1 CLIMAX』はすでに俺のモノだ！誰も止めることはできない!! 俺は“アメリカン・サイコ”ランス・アーチャー、誰もが恐れるべき存在だ。テンザン、そしてコジマ、見ていただろう？このあいだ言ったように、俺が連れてくる“ニューパートナー”とともに、おまえらのタッグタイトルを奪ってやる!! 」

天山「参ったな！クソ！最後なんや？最後、アタマ破裂するかと思ったよ。クソ！強烈や！あんなもん、返せへんぞ。チキショー、マジで、今日は調子乗ろうと思ったんや、今日はね。『G1』。2勝目、今日はガッチリ獲ってね、『勢いに乗って行こう』ってそういうつもりでいったんッスけど。デカイし、何するかわからんな、あのアーチャー。しかも最後、なんかベルトかなんかのアクションしたけど。まんまとやられたッス！クソ！」
——厳しい暑さの続く中で、まだまだ『G1』続きますが？
天山「今日は暑いよ！特に今日は暑い！冷房ケチっとるんちゃうやろな?! ホンマに。付いてんの？もっと温度下げておかな、調子悪いって。ま、言い訳すんのも面白ないけど。大阪ね、ファンの熱い声援、いつもああやって、してくれてんのに、ショッパイ結果しか出せへんと、申し訳ないでしょ。せっかく応援してくれてんのに」
——まだ夏は、まだまだ終わってない？
天山「もちろんそうですよ。まだ2敗でしょ？3敗してるヤツもいるんやし。2敗やったら、明日休んで、次の仙台、後藤洋央紀、あのヤローを潰したるって！『G1』、何が起こるかわからんから。勝っても負けても、1戦1戦、完全燃焼、しっかり諦めんと、最後までやりたいですね。もちろん勝って続けば、それに越したことないけど。準地元の大阪でやられて、悔しいッスよ！4回目の『G1』優勝、狙ってるんで。誰も予想してへんかもしれんけど。誰も優勝候補に挙げてへん、誰も注目してへんかもしれんけど、俺は自分自身で、見返してやっから、みんな。やりますよ。ありがとうございました」